・・・松原市丹南天満宮から、堺市美原区(旧美原町)に入ります。
◆【堺市立みはら歴史博物館】◆
587-0002堺市美原区黒山281/072-362-2736
『カタチ造りの達人』をグランドコンセプトに、「河内鋳物師」と「黒姫山古墳」を、メインテーマとした常設展示室、およびミニ展・特別展が開催できる特別展示室と、講演会・音楽会・映画会等の催しや、研修会・レセプション等の催しなど、文化・芸術にふれ、交流できるホールとの複合施設です。平成15年3月30日に旧美原町立みはら歴史博物館として開館しました。愛称のM・Cみはらは、Museum(博物館)と、Community(交流)をイメージしたものです。
●ミニ展「吉田初三郎のパノラマ地図で日本周遊」
8月10日(日)~9月28日(日)
吉田初三郎(1884~1955年)は、大正時代後期から昭和時代前期にかけて、鉄道の発達にともなう観光ブームの中で、全国各地の名所や観光地を綿密に調査して、多くの観光案内地図を作った絵師です。作品は、主題となる場所を中央に詳細に描き、画面左右の端を極端に湾曲させ、パノラマ風に描き込む独特の絵図で、「初三郎式鳥瞰図」と称され、大変人気を博しました。「大正の広重」と自負する初三郎は、助手たちとの共同作業による工房制や組織化した出版部門により、商業資本の依頼を受けて大量の作品製作を可能にしました。現在に通じる商業美術の創始者のひとりである初三郎の作品のうち、堺市博物館所蔵の印刷案内地図やポスターの中から西日本のものを中心に展示し、キッズ・ギャラリー展「ミニ列車で行こう!」と合わせて、西日本の旅を思い描いていただきます。
・・・周囲の公園も、素敵です。
・・・「空象」、木彫を中心に活躍されている向山潔さんの作品です。
・・・私は地図、とりわけ「絵地図」や「鳥瞰図」が好きです。さて、今回の「ぶらり中高野街道」は、これで終了の予定でしたが、またまた新たな情報を得ましたので、少し道を引き返すことにしました。