・・・「こんぴらさん」へ向かう途中、
●榎井郵便局前/香川県仲多度郡琴平町榎井85-5
◆呑象楼
766-8501香川県仲多度郡琴平町榎井85番地1/0877-75-6700(総務課)
天保年間(1830~44)の建築で、日柳燕石(1817~68)が中年後住んでいた建物で、昭和29年に興泉寺から現在地に移転されました。建物2階にはドンデン返しや、抜刀できないよう天井が低いなど、からくり屋敷になっていますが、建物老朽化のため、現在は一般開放を行っていません。
司馬遼太郎の「世に棲む日日」に出てくる日柳燕石。長州藩の高杉晋作は攘夷主義者らに追われ、下関の芸妓で愛人のおうのを連れだって讃岐国那珂郡榎井村(現在の香川県仲多度郡琴平町)に逃れ、幕末の侠客日柳燕石に匿ってもらいます。日柳はその罪で投獄。慶応4年(1868)に出獄し、その後新政府軍に加わり北陸に出征したが長年の投獄生活がたたり、越後柏崎で病没したそうです。燕石宅で酒を呑むと、盃に浸した酒に象頭山(金毘羅宮がある山)が映しだされたことから、象頭山を呑むという意味で呑象楼と名づけられたそうです。
●ギフトカサイ前/香川県仲多度郡琴平町五条
●町営観光バス乗降場/香川県仲多度郡琴平町129番地1
・・・なんと「赤丸ポスト」だらけではありませんか。
◆琴平町の大センダン
766-8501香川県仲多度郡琴平町129番地1/0877-75-6716(生涯教育課)
樹齢約300年、樹高18メートル、幹回り7メートルで、国の天然記念物に指定されています。センダンは、万葉の頃、「あふち」と呼ばれ、愛する人との出会いがこの木の下でなされたといいます。美しい樹形を保つこの老大樹のもとで、これからも美しい出会いを続けていきたいものです。
◆琴平グランドホテル「桜の抄」
766-0001香川県仲多度郡琴平町977-1/0877-75-3218
こんぴら石段22段目にある和と洋が調和した温泉旅館。7階展望レストラン「ゐきり」では第25回全国技能グランプリ準優勝の山口調理長がプロジュースした和洋約50種理の朝食バイキングが好評です。4階大浴場では金刀比羅宮大門を望むロケーション、特に女性露天風呂ではバラを浮かべた「華風呂」が癒しのひと時を楽しませてくれます。2008年4月に和モダンを基調とした和洋室があります。
※琴平町智光院温泉、単純弱放射能冷鉱泉(低張性弱アルカリ性冷鉱泉)神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・関節のこわばりなど
・・・荷物をホテルに放り込んで、即行で散策に出ました。
・・・ホテルの前には、
◆琴平海洋博物館(海の科学館)
766-0001香川県仲多度郡琴平町953番地/0877-73-3748
「こんぴらさん」の表参道脇そして、こんぴら歌舞伎大芝居が催しされる日本最古の芝居小屋金丸座のすぐそばに公益財団法人琴平海洋会館が運営する琴平海洋博物館(海の科学館)はあります。地方にある海事博物館ですが、次世代を担う青少年に海と船・海事に理解と興味を持ってもらう為、見て・触れて楽しく学ぶことができる博物館です。こんぴらさんの名で古くから海の守り神として庶民信仰の神社として敬愛されている金刀比羅宮の表参道脇にある海洋博物館。船や港など海に関係したテーマで各階を構成。映像とさまざまな展示を通して海への関心と知識を深められ、子どもから大人まで楽しみながら学ぶことができます。操舵室やラジコン船など体験型の施設もあり、船長さん気分を味わえます。1階では、江戸時代の船着場に百石積の弁財船を展示。3階は深海の様子を、4階は海にまつわる物語をパネルで紹介。5階は船舶模型や大型テレビによる映像の世界をご覧いただけます。
・・・ホテルの横には、
◆琴平町公会堂
766-8501香川県仲多度郡琴平町975番地1/0877-75-6710(観光商工課)
昭和7年に建造された木造日本建築の公会堂は、象頭山を見上げる金刀比羅宮参道に程近いところ、美しい緑の山を借景に荘厳な佇まいを見せています。春には、庭園の桜の木々が一斉に咲き乱れ、あでやかな風景が広がります。また、公会堂は、現在も各種催しや集会などに使用され、国の登録有形文化財に登録されています。
◆金丸座の鉄柱、モニュメントに/琴平
平成の大改修で取り除かれた香川県仲多度郡琴平町、金丸座(旧金毘羅大芝居)客席の四本の鉄柱を、「ゲージツ家・クマさん」の愛称で知られる篠原勝之さん(当時62)が、こんぴら歌舞伎モニュメントとしてよみがえらせ、隣接する琴平公園に設置、2005年3月25日に除幕式があった。「宙(そら)にかぶく」と命名されたモニュメントは、四国こんぴら歌舞伎大芝居推進協(会長・山下琴平町長)が篠原さんに制作を依頼。高さ約4メートルで、庵治石はじめ世界各地の石を組み合わせた土台に、長さ約3メートルに切断した四本の鉄柱が林立している。讃岐の風景や船のマストなどを連想させ、篠原さんは「自由な発想が楽しめるオブジェ」と語った。除幕式で山下町長は、「四本の鉄柱を見事に生かしていただいた。歌舞伎への思いを込めたモニュメントとして、大切にしたい」と喜びを話した。観劇の妨げになっていた金丸座客席の鉄柱は、2003年度に実施した金丸座改修工事(耐震補強)で取り除かれた。篠原さんは札幌出身。牟礼町や東京、山梨を拠点に国内外で活躍し、2005年6月にはニューヨークで個展を開催。第21回四国こんぴら歌舞伎大芝居は、中村吉右衛門を座頭に2005年4月2日開幕。
・・・そして、ホテルの上側に「旧金毘羅大芝居」があるのです。




