・・・「尼信博物館」のつづきです。
●3階展示室「松原一彦 個展-進化する造形-」では、シナベニアを素材とした立体造形作品を展示します。松原氏は平らな板で形作ったパーツを構成する手法によって、ボリュームのある三次元の立体的表現を可能にしました。球やりんご、卵のような単体形態から、 内部構造をもつものや、断面の形状の面白さを強調した作品など、さまざまなバリエーションを生み出し、現在は人間の表現に取り組まれています。制作初期の作品から最新作まで約35点を展示します。
◆【世界の貯金箱博物館】◆
660-0863兵庫県尼崎市西本町北通3-93/06-6413-1163
平成2年12月に尼崎信用金庫創業70周年記念事業の一つとして、第二代本店(昭和5年建築・鉄筋3階建)の1~2階を改修。「世界の貯金箱博物館」と改称し拡充オープン、現在に至っております。世界の貯金箱博物館は、日本はもちろん、欧米やアジア、中東など古代から現代まで世界62ヵ国、約13,000点を超える貯金箱を収蔵する、わが国最初の貯金箱博物館です。尼崎信用金庫 世界の貯金箱博物館は、日本はもちろん、欧米やアジア、中東など古代から現代まで世界62ヵ国、約13,000点を超える貯金箱を収蔵する、わが国最初の貯金箱博物館です。尼崎にひとつの“文化の器”を作るため、「尼信記念館」(尼崎信用金庫が大正10年に創業した当時の本店)を改修し、昭和59年4月に「昔の貯金箱博物館」として、貯金箱約600点収蔵展示、一般に公開することになりました。
・・・「尼信会館」だけでもすごいのに、「貯金箱博物館」まであります。
・・・そして、最後に「おみやげ」までいただきました。ぜひ、みなさんも行ってください。
◆旧尼崎警察署
1876年、西宮警察署尼崎分署として発足しました1916年に尼崎警察署となり建設されました。鉄筋コンクリート造3階建で、建築様式は「セセッション式」と呼ばれるものです。19~20世紀初頭にかけてドイツ、オーストリアに興った芸術の革新運動から生まれた様式で、建築では、四角を基調とした様式が特徴です。平成7年の震災までは、児童館、市役所の出張所、青少年の武道場として使われていましたが、現在は使われていません。(現在は中には入れません。)平成9年に価値ある歴史的建築物であるということから、尼崎市都市美審議会から保存についての意見書が提出されています。
・・・その前にあるのが、
◆旧城内中学校「尼崎市立文化財収蔵庫」
城内中学校は、昭和13年(一部昭和8年)に「尼崎高等女学校(現:市立尼崎高校)」として建てられました。校舎はロの字型に配置され、中央にある中庭が現在も丁寧に管理・手入れされています。また石積みの立派な校門には、尼崎町が尼崎市に移行し、産業都市として発展する勢い感じられます。
◆ユニチカ記念館
城内地区から国道43号線沿いに東に行くと、ユニチカの前進である尼崎紡績株式会社が明治33年(1900年)に本社として建てたレンガ造りの風格ある建物があります。手入れの行き届いた庭園や建物内部には産業遺産として価値のある展示物や、ユニチカガールのポスターまで展示されています。
・・・帰り道に立ち寄りましたが休館、またの機会に訪問したいと思います。それにしても、尼崎はスゴイですね。