・・・「根来寺」で漆芸に出会いましたので、和歌山のもう一つの漆芸の里へ。
◆【海南市歴史民俗資料館】◆
640-1174和歌山県海南市木津233-23/073-487-3808
・・・なんと、資料館の下に赤丸ポストがありました。うれしい。
●特別展「紀州漆器のまち黒江~きて・みて・はっけん~」
平成25年6月1日から平成26年3月30日まで
「黒江塗のいしずえ」「伝統漆器と現代漆器づくり」「黒江の町形成」「町並みと保全」のコーナーに分けて黒江塗のあゆみと黒江の町の魅力について紹介しています。また、「黒江の町並み風景」も写真で展示しています。
・・・まずは、黒江についての予備知識をここで仕入れてから、町に行くことにしました。
●常設展
井澤弥惣兵衛は、海南市に生まれ、紀州流土木工法の始祖として大きな功績を残しました。市域はもちろん、全国各地の新田開発や河川の改修に力を尽くしました。その功績を展示紹介しています。
ミノルタカメラの創業者である田嶋一雄氏は、海南市出身です。なつかしいカメラを多数展示しています。
昔の暮らしを支えた道具を居間・台所・井戸端の3つに分けて、展示しています。昔の人の「ちえ」や「わざ」がいっぱいです。
海南市には何千年も前から人の生活していた跡(遺跡)が多くあります。亀川遺跡や溝ノ口遺跡などの市内各地域の出土品を展示しています。
海南市の伝統産業である和傘、棕櫚関係の資料を展示しています。
◆【うるわし館(紀州漆器伝統産業会館)】◆
642-0001和歌山県海南市船尾222番地/073-482-0322
紀州漆器の里、黒江のまちのシンボル的な施設です。漆器の展示・販売コーナーでは盆や重箱等の伝統的な紀州漆器やアクセサリー等が多く陳列されています。また、毎週土・日曜日には、漆器蒔絵体験コーナーや漆器職人さんの実演があり、多くの人でにぎわっています。また、超特大の重箱や夫婦雛が並び、漆器の町を楽しくアピールしています。