ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

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・・・根来寺のつづきです。


ころ1


・・・雨があがり晴れ間も出て来ました。日ごろの行いですかねえ。


●大師堂

大塔の西南に建つ桁行梁間とも三間の宝形造、本瓦葺の建物である。内部の後方に寄せて来迎柱を立て、仏壇を構え、春日厨子に弘法大師を安置する。一辺8.7メートルほどの小規模で簡素な堂である。建築年代を明らかにする資料は確認されていないが、長く延びた舟肘木の形式等は室町時代中期の特色を示している。大塔とともに天正の兵火を免れた数少ない建物である。


ころ2


●大塔


12本の柱で内陣を円形に囲み、中央に4本の柱を立ててこの間に本尊を安置する真言宗の大塔の形式を伝える総高36メートルの大規模な多宝塔である。この塔の解体修理の際に多くの墨書が発見され、それによると明応5年(1496)に心柱を立て立柱式が行われ、その後工事が続けられ、天文16年(1547)に長い年月をかけて完成している。内陣に柱を円形に配する大塔形 式を伝える唯一の多宝塔として極めて貴重な建物である。


ころ3


●大伝法堂


根来寺を総括した本堂であります。中央に大日如来、左脇に金剛薩た、右脇に尊勝仏頂尊を安置してあります。このお堂は、天正十三年に焼失を免れた直後に、秀吉は京都紫野大徳寺の文蔵主に管理を任せたのですが、どう間違ったものか文蔵主は拝領したものと思い、大傳法堂を解体して紀の川を下り海路淀川をさかのぼりはじめたところで差止められ、文蔵主は罰せられて流罪となりお堂の用材はその場に全部荷揚げしてそのまま朽ち果ててしまいました。今の淀川河口の伝法町がその場所といわれています。現在のお堂は文政十年(1827年)に再建されたものであります。三尊像は根来寺の本堂である大傳法堂に安置されている。本尊は大日如来で、大きさは約5mあり、脇仏に金剛薩た右に尊勝仏頂尊。国の重要文化財に指定されている。


ころ4

・・・お寺はもちろんですが、周囲の公園も手入れが行き届いています。


ころ5


・・・そろそろ梅の季節ですね。どこに行こうかなあ。