ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

・・・走るミュージアム「阪堺電車」について詳しく紹介します。「浜寺駅前」で粘っていると、


かい1


国内最古の車両「モ161形」、引き取り手探す大阪・阪堺電車

最長老の車両にもう一花咲かせてほしい-。大阪市と堺市を結ぶ路面電車の阪堺電車で活躍し、営業運転する現役では国内最古の車両「モ161形」3両が第二の人生を送る職場を探している。新型に道を譲る形での引退だが、戦争も乗り越えてきた歴史は80年以上。運行する阪堺電気軌道は「別の場所でぜひ活用して」と訴える。モ161形は1両編成で、昭和3(1928)年ごろに製造された。緑色に塗装された車体は長さ約13・7メートル、高さ約3・7メートル、幅約2・4メートル。内装の一部にはチーク材を使って高級感を出し、担当者は「かなり手の込んだつくり。今なら数億円程度の費用を掛けたのではないか」と説明する。製造された約15両中、現存は10両。このうち2両が既に引退し、もう1両も遅くとも来年2月までには後進に道を譲る。阪堺電気軌道は、引き取り手が見つかれば車両を無償で譲渡するが、約300万円の輸送費を負担し、車両を保存することを条件としている。営業運転している車両を除けば、長崎市の路面電車を運行する長崎電気軌道が明治44(1911)年に製造された別型の車両を所有するが、イベントのみで走行しているという。阪堺電気軌道の担当者は、引退の3両について「ずっと整備をしてきたので、解体してしまうのはしのびない」と述べ、新天地が見つかることを期待している。(産経ニュース)


かい2


★「阪堺電車存続支援年間最大2億円堺市

堺市は2010年6月30日、阪堺電気軌道(大阪市)が運行する路面電車「阪堺線」の堺市区間について、今後10年間にわたり運賃割引などの利用促進策に年間2億円を上限に補助するほか、新型車両の導入などに総額30億円を助成する支援策を公表した。赤字続きで廃止が検討されている同区間の存続を図るもので、同社は9月末にも存廃を最終決定する。堺市の支援策では、市在住の高齢者を対象とする運賃割引制度などの導入を前提に、市が値引き分を補填(ほ・てん)。軌道の維持管理費などと合わせ、今年度から年間最大2億円を補助する。このほか、低床式車両の導入や停留所の増設といった設備更新や施設整備のため、市や国が30億円を補助するとしている。市は同社と支援策で合意できれば、車両や停留所を市が保有して経営安定を図る「公有民営化」についても検討するという。大阪市と堺市を南北に結ぶ阪堺線の同市区間(7・9キロ)は、2008年度の乗客数が約115万人と、この10年間でほぼ半減。赤字は年間約2億円にのぼる。同社は昨年末、市の支援がなければ、11年度にも同区間を廃止する意向を示していた。


(廃線)

阪堺電気軌道が明治45年4月に開通した当時の浜寺側の終点は、現在の終点「浜寺駅前」でしたが大正元年11月には、その終点を「浜寺駅前」よりも200メートル南の浜寺公園内に設けられた「浜寺終点」に移しました。しかし「浜寺駅前」のほうが浜寺公園のメインストリートの正面に位置していて何かとと便利なことから、わざわざ公園内にまで線路を延長しても、あまり乗客の利用がなかったため大正年には「浜寺駅前」「浜寺終点」間を廃線として、再び終点を「浜寺駅前」に戻しました。



かい3


★(新停留場)

昨年、新型低床車両「堺トラム」が運行開始した阪堺電気軌道ですが、今年秋ごろに停留場が新設されることが、明らかとなりました。停留所が設置されるのは、東湊・石津の間で、この駅間は1.2kmと阪堺線の中でも停留所の間隔が最も長いようで、停留所の新設が要望されていたとのことですが、この度阪堺電気軌道と堺市とが協議の結果、国・堺市の補助金約1億3000万円で設置することとなりました。新停留所の名称は、報道によると「石津北」となり、今年春にも着工し、秋ごろの開業を予定しているとのことです。(NHKニュース)


かい4


(廃停留場)

旧堺市街地の「御陵前」を過ぎると、この後「浜寺駅前」間は専用軌道線です。「船尾」から「浜寺駅前」間で阪堺線は25パーミルの坂を駆け上がり南海本線をまたぎます。その南海本線をまたいだ坂の上に昔は「海道畑」(カイドウバタ)という停留場がありました。この停留所は紀州街道に面していて、近くに阪堺電鉄(新阪堺)の終点「浜寺」があったので連絡駅としての意味合いから設けられた停留場でしたが、あまり利用客がなかったため戦後には廃止されました。


かい5


京都鉄道博物館

2016(平成28)年、春。京都・梅小路エリアに新しい鉄道博物館が誕生します。当館が閉館した後は資料を移設し、梅小路蒸気機関車館と一体となって鉄道の総合博物館となります。その名称が「京都鉄道博物館」に決まりました。「みる、触る、体験する」を重視し、さまざまな資料が展示されます。時代を彩ってきた貴重な車両展示に加え、蒸気機関車の動態保存を間近に見学でき、また乗車することも計画されています。2016(平成28)年春、新しくオープンする「京都鉄道博物館」にご期待ください。



京都鉄道博物館の起工式2016年開業

JR西日本は31日、2016年春に下京区の梅小路公園で開業する「京都鉄道博物館」の起工式を行い、工事の安全を祈願した。同館は、既存の梅小路蒸気機関車館と一体で運営。計約3万平方メートルの敷地に、SLや在来線の特急、新幹線などの実物の車両を約50両展示。JR西によると、展示車両数は全国の鉄道博物館で一番という。本館は3階建てで、1階の車両工場を模したコーナーでは、実際の営業線とつながった線路を引き、展示する車両を適時入れ替える。列車運転シミュレーターや同社社員が鉄道の仕事を紹介するコーナーも設ける。総工費は約70億円。JR西の真鍋精志社長は「鉄道技術の進歩を感じ、体験型の魅力に触れて、SLに乗ることができる施設にしたい」。(朝日新聞)


・・・JRの博物館に「阪堺電車」は置いてもらえないのかなあ?