・・・ひたすら歩いて歩いて。
・・・外から庭園がまったく見えないので期待が膨らみます。
◆東院庭園
平城宮は他の日本古代都城の宮殿地区には例のない東の張出し部を持ちます。この南半は皇太子の宮殿があった場所で、「東宮」あるいは「東院」と呼ばれていました。その南東端に東西60m、南北60mの池があり、これを中心に構成されている区画が東院庭園です。
・・・近くに「法華寺」があるので、ついでに歩いて歩いて。
◆法華寺
630-8001奈良市法華寺町 882/0742-33-2261
大和三門跡に数えられる、品格ある尼寺。もと藤原不比等の住居であったものを、光明皇后が総国分尼寺として建立しました。法華滅罪の寺と称し、七堂伽藍を備えて隆盛を極めました。平安遷都とともに衰え、豊臣秀頼の母淀君によって現在の構えに整えられました。本堂は桃山時代に再建された和様の仏殿で、木造十一面 観音立像〔国宝〕、乾漆維摩居士坐像〔重文〕などが安置されています。庭園は江戸時代初期につくられたとされ、横笛堂は滝口入道との悲恋の物語で有名な横笛が出家後に住んだといわれるもの。光明皇后をモデルに刻んだといわれている木造十一面 観音立像〔国宝〕や、護摩の灰を粘土に混ぜて形を作り、文様彩色を施した愛らしい犬形のお守りでも知られています。
・・・ここのお庭もシンプルでした。さて、「平城京」を巡ったのだから「藤原京」も行かなければと、使命感のようなものがわいてきました。