・・・箕面のつづきです。
●瀧安寺
白雉元年(650年)、箕面滝で修行を積んだ役小角(えんのおづぬ)が建立したとされています。江戸時代に寺社などで流行った富くじ発祥の地でもあります。
◆【時習堂】◆箕面市箕面公園2-27
現在の日本の繁栄を築いた明治以後の偉人を顕彰し、その源泉になっている論語や大學などの古典の教えを再確認するために設立されたそうです。「時習堂」というのは「論語」(学而篇)の一節からとったもので、「子曰。學而時習之。不亦説乎。」(子いわく。学んで時にこれを習う。またよろこばしからずや)というやつですね。これと対句になっているのが「有朋自遠方來。不亦樂乎。」(友あり遠方より来る。また楽しからずや)という、あまりにも有名な一節。そこから「時習堂」と名付けられました。
※箕面・学問の道「時習堂」館長・北山顕一さん
(株)あさひ監査役。1946年奈良県生まれ。1969年関西学院大学経済学部卒業。松下電器産業(株)入社。本社・秘書室・山下社長秘書、ビデオ事業部事業部長などを経て、1995年(株)松下流通研修所・松下電器商学院学院長に就任。2001年(株)松下流通研修所副社長兼松下幸之助商学院学院長。「時習館」で開催される「平成こども論語塾」の講師でもあります。
・・・ここも、松下幸之助つながりです。
●加古川山荘「明徳庵」/箕面市箕面公園2-27/072-720-5556
日本創造教育研究所の研修所です。歴史的な作庭家・小川治兵衛作の隣松庵より移築の風雅をもったお茶室「亦無庵」もあります。
●箕面の滝
落差33mで、箕面大滝ともいう。日本の滝百選の一つに選定されている。古くは修験道の道場であった。「箕面」の名は木々の間から流れ落ちる姿が蓑に似ていることから付けられたとか、周辺に「尾」のつく地名が多いことから水尾から転じたとも言われている。年間200万人以上の観光客が訪れる箕面公園は紅葉の名所であり、秋には特に多くの人で賑わう。阪急箕面駅から2.8kmの比較的緩やかな道のりであり、滝の間近には大日駐車場が存在するためにアクセスは非常に良いが、季節によっては週末を中心に大変混雑する。周辺にはニホンザルが頻繁に出現するが、人に危害を加えることもあるため、餌を与えてはいけない。箕面滝道には、昭和26年7月11日に起こった集中豪雨による濁流で流された人の救出活動を部下3名と共に続けて殉職した、箕面警察署長合田百一の記念碑が昭和62年9月に建立されている。
・・・久しぶりに箕面に来ましたが、心洗われました。