ミュージアム | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●

「寄贈」つづき


き1


(4)昭和41年8月号「鉄道ファン」交友社発行

代表作「ねじ式」の機関車が登場する場面、交友社発行の「鉄道ファン」昭和411966年8月号に掲載された慶応義塾大学鉄道研究会による写真紀行・台湾の汽車2=阿里山森林鉄道がそっくりで、その引用ではないかと思われます。

鉄道ファン(JAPAN RAILFAN MAGAZINE)

愛知県名古屋市千種区に本社を構える交友社が発行する月刊の鉄道趣味雑誌で、同社の登録商標(第1561390号)です。2011年2月21日発売の2011年4月号で通巻600号を、2011年5月21日発売の2011年7月号で創刊50周年を迎えました。『鉄道ピクトリアル』に続く鉄道趣味雑誌として1961年(昭和36年)に創刊されました。初代編集長には、名鉄7000系電車や国鉄EH10形電気機関車の車体デザインを手がけたデザイナーの萩原政男が就任。当初は鉄道友の会が編集に携わる形であり、鉄道友の会の宣伝や支部活動報告が掲載されていました。刊行数年後、引き続き鉄道友の会の宣伝用に1ページを割くことを条件として、交友社が自社で編集を行うようになりました。

慶應義塾大学鉄道研究会(KRC:Keio Railway Club)http://krc.w-x.jp/index.html

慶應義塾大学に在学する、鉄道を中心に飛行機やバスなど様々な乗り物を趣味対象とする者達の親睦を目的とする、大学公認団体です。会の創立は1934年と、慶應義塾のサークルの中のみならず、大学鉄道研究会の中でも最古参の部類に入ります。

・・・私は中学校時代に「HOゲージ」にはまったことがあり、愛読しておりました。ということで、その「鉄道ファン」も寄贈しました。


き2


(5)1991年発行・復刻版「ガロ」つげ義春特集/発行:青林堂

1968年6月増刊号つげ義春特集ならびに1971年4月増刊号つげ義春特集に特別付録をつけた、函入りの復刻版

・・・もはや、当時の「ガロ」は入手不可能なため「復刻版」を寄贈しました。この復刻版の「特別付録」も貴重な資料となります。


き3


(6)1998年公開・映画「ねじ式」上映時間85分

監督プロデューサー石井輝男  原作/つげ義春

出演浅野忠信藤谷美紀藤森夕子金山一彦砂塚秀夫水木薫清川虹子原マスミ丹波哲郎

つげ義春の同名漫画を名匠石井輝男監督が映画化したシュールでエロティックなオムニバス。当初93年に石井監督が同じつげ原作を映画化した「ゲンセンカン主人」の中の1本として企画されたもののその時は実現しなかった作品で、今回自らのプロデュースで執念の映画化となった。

売れない漫画家のツベと国子は、貧乏暮らしのあげく家賃も払えなくなり、アパートを追い出されてしまった。国子は寮で住み込みで働く事になり、ツベはかつて住んでいた太平荘の木本の部屋に転がり込んだ。その後、何となく訪れた山里でツベは、チヨジという少女と出逢う。そしてツベは、夢とも現実ともつかない幻想的な体験をしてゆくのだった・・・。
つげ義春の伝説的カルト漫画を「網走番外地」の石井輝男が映画化。売れない漫画家のさえない生活に、美しい女性が登場するエロティックな妄想を絡めたシュールなストーリーが展開する。主演は数々の映画で圧倒的な存在感を見せる実力派・浅野忠信。共演には藤谷美紀、藤森夕子、清川虹子、丹波哲郎といった個性的なメンバーが揃っている。



き4



・・・ケイエスエス販売から出たVHSと、同じく2003年に出されたDVD(2003)を寄贈しました。


き5


(7)1998年発売・映画「ねじ式」サントラ盤/(株)フロムスリー

超エクスペリメンタルな新世代映画音楽!ハードボイルド・アブストラクト・ビーツが画面に炸裂!98年夏話題の映画「ねじ式」(原作:つげ義春、監督:石井輝男、主演:浅野忠信)のサントラ盤。音楽を担当したのは、瀬川憲一。現役DJとしてのエッセンスを注入した本作は、4話のオムニバス形式からなる映画本編と同様、多彩で濃い内容となっている。注目すべきは、オープニング(M-1)やねじ式(M-15,16,17,18)で展開されるアブストラクト・ブレイク・ビーツの洪水であろう。 これまでの映画音楽の常道を大きく踏み外し、つげワールドに新たな解釈を加え、「カルトキング」石井輝男の世界を増幅させるのにも一役買っている。クールなパンク魂を持つ役者、浅野忠信のイメージそのもののM-13や、ドラムン・ベースの香り漂うM-6、クールかつコミカルなM-19など、いわゆる DJ系のサウンドに聴きものは多い。一方、もっきり屋の少女(M-7,8,9,10)のようなボサ調のきれいな曲が同居しているのも、大きな特徴だ。映画本編と同じく、静と動、日常と狂気が同居しているようなアルバムである。

Produce: 瀬川憲一Co-Produce: 中西清吾Published by: FM OSAKA MUSIC ENTERTAINMENTExecutive Producer: 安部邦雄Jacket Design: 近藤信也 (Unic enterprise)Manufactured by: (株)フロムスリー

・・・サントラCDも寄贈しました。