阪堺電車 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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あびこ道(2)


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第一の目的は達成できませんでしたが・・・


鉄道模型の店「レール工房ひげしん」

当店店主が南海電車ファンのため、店内は南海電車の貴重な写真が多数飾っています。当店のお客様のほとんどが、南海電車のファンの方です。「南海電車の事で解らない事があれば、ひげしんに行けば、ほぼ解決できる」この様な嬉しいお言葉を、多数のお客様から頂いております。当店でお買い上げいただいたお客様からの質問には、喜んでお答えします。南海電車の模型をお探しの方は、ぜひ当店へお越し下さい。南海大好きの店長がお待ちしております。



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黄、緑、青など色とりどりの車両が約1万5900平方メートルの広大な敷地に並ぶ。大阪市住吉区の我孫子道(あびこみち)電停南側に広がる我孫子道車庫。阪堺電気軌道唯一の車庫で、毎朝ここから路面電車が出発し、夜に戻る。整備を担うのは12人。最長老は、整備士一筋44年の蔵之前(くらのまえ)清和さん(63)。3年前に定年を迎えた後も、嘱託として働く。中堅2人とともに全38車両の3か月点検を受け持ち、ブレーキ装置など110か所超の項目を確認する。大手私鉄では平均30~40年で電車を更新するが、車庫には通常の寿命より2倍長い、昭和初め製造の車両もある。図面がなく、同じ形式でも車両ごとに寸法が違う。ハンマーで部品をたたき、指先で触る。頼りになるのは、これまでの経験と自分の感覚だ。「整備する者としては新しい車両の方が楽だけど、古い車両にはそれぞれ特徴があって、味がある。人間みたいやね」。点検の最後は、業務用の集じん機でモーターや台車部分のほこりを入念に取り除いて油を差し、前照灯と尾灯を磨く。


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車庫の南側にまわる途中、大和川を越えてやってくる雄姿を拝むことができました。


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「乗客の安全を預かっている。車両の古さは、言い訳にならない」車庫横には本社ビルがある。業務部長の藤井茂さん(64)は、営業部門を指揮する。若い頃は車掌や運転士を務めた。「兄ちゃん、元気か」。客との距離が近く、顔なじみになって、声を掛けられることが多かった。1979年にワンマンカーになり、社内で車掌経験があるのは藤井さんだけ。昨年12月、恵美須町電停で開かれた阪堺線開業100年イベントでは、記念電車の車掌を任された。黒革のかばんをたすきがけし、かつて使ったはさみで、切符に切りこみを入れた。乗客はピーク時の2割程度にまで減少。堺市が2011年から10年間で50億円を支援することで経営 が成り立っているのが現状だ。「支援が終わるまでに、企業として独り立ちできるようになっていないと」。低床式車両やICカードの導入を実現させようと、市や他社との調整に走り回る。阪堺電気軌道が南海の子会社となった1980年に333人いた社員は、経営 合理化で現在は124人と4割弱。だが、今春は2年ぶりに6人が入社した。蔵之前さんのもとでも、松浦大智さん(18)と今村健太郎さん(18)が整備の訓練を積む。2人は「覚えなければいけないことばかり。早く一人前になりたい」と、大先輩の手元を見つめる。路面電車を守る技と熱意が、次の世代に引き継がれていく。我孫子道電停では、路面電車形の飾りが付いた携帯電話用ストラップ(1個600円)や、運行標識板マグネット(同350円)などのグッズを販売。電停南東の本社2階や、浜寺駅前などでも購入できる。我孫子道車庫は立ち入り禁止だが、毎年6月の路面電車まつりでは一般開放される。電停南側にある「鉄道喫茶あびこ道」では、一部のランチメニューを注文すると、鉄道模型を20分間操作できる特典がある。電停西側の安立(あんりゅう)商店街は、昔話「一寸法師」の子宝祈願の神社が近くの住吉大社とされることにちなんで針屋が多かったため、「一寸法師ゆかりのまち」とPRしている。車両が最も多かった1963年には100両を超えていたけど、今は38両。平均年齢50歳以上だ。外観の塗装はたくさんの種類があって、主なものでは60年代後半から70年代前半に「南海色」と呼ばれて主流だった深緑色や、80年代以降に増えた、緑色に白のラインが入った「阪堺色」。他に、雲が描かれた「雲形」、下部が緑色で上部がクリーム色の「旧標準色」、オレンジ色の「都電色」がある。さらに、車体全体に企業や商品の名前などを描くラッピング広告が盛んで、赤色や青色の電車も走ってる。76年に始まった当時は、商品名を出さない企業のイメージ広告で、カラフル電車と呼ばれた。2012年5月3日読売新聞


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さて、鉄道喫茶「あびこ道」は8月に姿を消したわけですが、新たに8月から登場したものがあります。