ジジ・オネット | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ジジ・オネット(6)


松岡象一郎

東京工芸大学短期大学部卒。フェイスクリエーターズスクール卒。株式会社ビアンコを経て、現在は株式会社ジーエムアトリエの代表取締役。テレビ、映画、雑誌、広告などにおける特殊メイク、及びファッションショーやヘアメイクショーなどのフィールドに特殊メイクを用いることで活躍。近年は光ファイバーオブジェアーティストの第一人者としても個展や作品発表を精力的に行う。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-まつ1


■「生きる形」展

東京大学本郷キャンパスにある東京大学伊藤国際学術研究センターで、2012年4月20日(金)~9月1日(土)「生きる形」展が開かれました。東京大学総合研究博物館の主催で、命と美の連結をテーマにした展示です。撮影は自由です。



すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-まつ2


骨、骨、骨。実物の骨が延々と壁面に続く空間にまず圧倒される。ウシ、ヒツジ、イノシシ…。さまざまな動物の骨だが、一つ一つに解説は付されない。語らないものを突きつけて語ることを試みた異色の空間。展示された同博物館所有の骨は、パーツ別に数えれば1万点を超えるという。忠犬ハチ公の臓器や奇形のウシの頭蓋骨、各種ニワトリの剥製約100体など人間と関わりの深い動物が並ぶ。かつて生命を宿していた骨に、どう再び生命感を与えるのか。さまざまな手段で表現が模索されている。この空間をプロデュースした同博物館の遠藤秀紀教授は、動物の皮を剥ぎ、骨を取り出す作業を行う解剖学者。「近代自然科学はいまや、測定機器やコンピューターがはじき出すグラフや数値が直接の研究成果のデータになるけど、解剖学はだいぶ異なる。自分の目や指先で、人類にとって初めての発見をつかみ取る瞬間がある」


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-まつ3


四角い枠に固定された動物の骨がずらりと並んでいます。この展示場を使って、青木節子さんのウェディングドレスのファッションショーも開かれました。さまざまな品種の和鶏の剥製が並んでいます。こんなに多くの種類があるのかと思いました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-まつ4


山田昭順さんの動物の頭骨に人体を投影した写真。別の部屋には色を変えながら輝く球体や人体と、雄のニホンジカの頭骨、骨の映像が人体に投影された写真などが展示されていました。



すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-まつ5


国立科学博物館に保存されているアフリカゾウの頭骨のシリコン製のレプリカで、松岡象一郎さんの作品です。光ファイバーが埋め込まれ、さまざまな色に変わりながら明滅して、命を持っているようです。