古市古墳群 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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18誉田白鳥埴輪製作遺跡


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墓山古墳から羽曳野市役所にもどり、道路をはさんで反対側にあります。


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昭和44年(1969)国道170号線改修工事の際に、低位段丘の北側斜面に埴輪窯が見つかり、大阪府教育委員会によって発掘調査が行われました。調査によって窖窯9基が確認されました。その後の調査でも2基の窯が発見され、総数11基が発見されました。この埴輪窯は古市古墳群に埴輪を供給した重要な遺跡と考えられることから、昭和48年(1973)6月2日に国の史跡に指定されました。平成3年(1991)には、本市教育委員会による窯跡北部分の調査で、灰原と埴輪を作るために粘土を採取したと見られる土坑を確認しました。灰原からは円筒埴輪や形象埴輪(家・盾・衣蓋・靱・馬・水鳥)など、5世紀後半から6世紀前半を中心とした遺物が出土しました。


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灰原とは、陶磁器や埴輪、瓦(などを焼く窖窯(あながま)の焚き口の前面に広がる、窯の中から排出された灰や焼き損じ品を捨てた場所です。窯の内部にほとんど遺物が残らない場合でも、灰原の出土遺物によって、焼かれた物の内容を知ることができます。



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19西馬塚古墳

行ったり来たりになってしまいましたが、向墓山古墳の南側にあります。宮内庁は恵我藻伏岡陵ほ号陪塚として管理しいます。墳丘は単純な四角の形をしており方墳と呼ばれるものですが単純な形式のわりに全国の古墳の中では比較的少数でしかありません。


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墳丘の規模については一辺が55mと測られています。円筒埴輪、朝顔形埴輪、家形埴輪、蓋形埴輪、盾形埴輪、水鳥形埴輪などが採取されており墳丘には埴輪の配列がなされていました。葺石が墳丘に施されていたとみられています。