高野街道(76)
「弘法大師御堂」は大阪狭山市茱萸木にあるのだけれど・・・
「三津屋大師堂」というのもあるというので探しました。
帝塚山学院横だという情報でしたが、なかなか見つけることができず行ったり来たりして、やっと見つけました。かろうじて戸の隙間から大師の姿を拝むことができ、ホッとしています。
そして、とうとう「高倉寺」までやってきました。
■高倉寺/堺市南区高倉台2丁目
泉ケ丘駅の東南、ニュータウンの団地を抜けると緑に囲まれた高台に真言宗の古刹・高倉寺があります。高倉寺の法起菩薩堂に長年まつられてきた法起菩薩曼荼羅図には、「法起菩薩」という大変珍しい仏様が描かれています。六本の腕と五つの眼を持ち、怒りの表情で岩の上に立つ姿は大変恐ろしく、金剛山の修験の仏として信仰され、絵画ではこの作品が唯一の例だと考えられています。裏打紙に記されている銘文によって、室町時代(15世紀中頃)に活躍した南都(現在の奈良県)の絵仏師「太輔法眼清賢」の作と推定できる点も大変貴重です。
帰り道、大阪狭山市「岩室」で見落としていた石柱を発見しました。
■家塾
今でいう学習塾のことで、地元の有力者や有徳者がその経営に携わっていたようです。