東高野街道(54) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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東高野街道(54)



■汐の宮温泉病院

名湯並みのお湯につかりながら、ストレス解消や慢性疾患の療養ができる。そんな「温泉病院」が高齢者の間でじわりじわりと人気を呼んでいる。浴室が病棟内にあるため手術後の患者や寝たきり患者でも頻繁に入浴できるのが好評の理由。「温泉は大好きだが、遠い温泉街まで行くのは体力的にしんどいから」と、病院の門をたたく人も増えている。富田林市伏見堂95番地近鉄長野線汐の宮駅から徒歩約10分、谷深い川べりに、まるで温泉旅館と見まがう外観をした「成研会汐の宮温泉病院」がある。悩みやストレスを抱えた「半健康人」を対象にした病院を開設した。その直後から、高齢者などからの問い合わせが相次いだ。温泉だけでなく、診察や看護も受けられる、好きな時間帯に何度でも温泉につかれるのが、この病院の「温泉病院」たるゆえんだ。大理石が使われ一度に4~5人がつかれる広さの浴槽は清潔で明るい。浴槽には介護なしで患者が白由に入れる浴槽を設け、寝たきり患者用には宙吊り電動式の機械浴槽を用意した。院内には屋外の景色を楽しめる「展望浴場」まである。患者の多くは脳牛甲や脳硬塞に悩む人や、関節の痛みを抱える高齢者。温泉には「入院という不自由な生活に少しでも潤いを与えたい」(鹿島誠事務次長)という配慮もあり、ここ年は280ある病床は常に満杯状態だという。



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河内長野市に入って・・・


■千代田神社

神社には平安時代末期に製作されたといわれる御神体が2体あり、1体は菅原道真公(主神)、もう一体の御神体は当時周辺に住んでいた方の祖先の神と言われています。以前は”天神社”とか”天満宮”と呼ばれていたときがありました、神社の境内には”天満宮”と彫られた灯篭があります。明治40年10月19日に木戸神社と向野の伊予神社をここに合祀しました、その後大正5年4月周辺の地名が千代田村と改称されたことから”千代田神社”と人々から呼ばれるようになり、昭和43年10月に正式に”千代田神社”と改称しました。この神社にはこのほかに立派な楠が何本かあります、また秋祭りの”だんじり”が宮入するところでもあります。


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谷川遊歩道、灯籠などをながめつつ・・・


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■極楽寺

電車が河内長野駅に近づくとまず目に入ってくるのが小高い丘の上に鎮座する錦渓山極楽寺の河内大仏聖徳太子が推古天皇の病気平癒を願って、杉の根元に湧く霊水を汲んで差し上げるとたちまち平癒したので、太子が薬師如来を刻んで本尊としたのが極楽寺のはじまりとされています。その後衰退するが、元享元年(1321年)後醍醐天皇の叡勅を奉じて融通念仏宗中興の祖である法明上人が、この地に新しくお堂を再興したのが現在の極楽寺とのこと。


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河内長野駅周辺は、様々な「高野街道」が合流するからなのか、多くの地蔵尊を発見しました。


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■行者堂

310号線近くには「行者堂があり、そこに九里石が立っています。九里石の横には「左 さかい四里 大坂七里 右 中本山極楽寺」と、堺や大坂への里数が示されている道標もありました。