信貴山(3)
■開山堂
享保17年(1722)建立。願主は河内国本堂村教心坊他2名。信貴山開祖 聖徳太子、宗祖 弘法大師、中興開山 命蓮上人 歓算上人、四国八十八ヶ所ご本尊さまをお祀りしているお堂です。八十八カ所各寺のお砂も敷いております。お砂踏みめぐりをされ、心洗われる仏縁のひとときをお過ごしください。開山堂の厄除ローソクは、白:息災(除災招福・当病平癒・交通安全等)、黄:増益(開運招福・学業成就・商売繁盛等)、白+黄で「開運厄除け」になります。
■「大寅」
信貴山をそのインパクトで知らしめることになった「世界一福寅」です。その巨大な張り子の寅は、記念写真のポイントとしても喜ばれています。
■信貴大橋の横に設置されていた「白虎」は・・・
白虎とは、中国の伝説上の神獣で、東西南北の守護のうち西方を守護する神獣です。細長い体の白い虎の形をしていて、また四神の中では最も高齢の存在であるとも言われています(逆に最も若いという説もあります)。遷都1300年祭で信貴山が白虎の位置づけとされました。
■赤門
寛政5年(1793)7月に再建いたしました。平成21年5月に塗り替えられ、美しい姿を現しています。すぐ横の売店に・・・ゲロッ。
■千手院
信貴山の宿坊として親しまれている塔頭「千手院」。銭亀堂、護摩の毘沙門天王、子安観音等が祀られています。商売繁盛・家内安全の護摩の毘沙門さんとして親しまれ、あがめられています。
・・・寅の胎内くぐりは、照れるなあ。
■十三塔
日本では、平安時代に十三仏信仰が興り、それに伴う十三重塔の建立が盛んになりました。供養塔のひとつです。
■宝寿橋
本坊から成福院へ行く手前にある橋です。橋の下には池があり、たくさんの金魚が泳ぎ、夏にはホタルが放たれます。