吉野(4) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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吉野(4)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-だ1


吉野がカエルの聖地である2つ目の根拠は・・・


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陀羅尼助

由来は、強い苦みがあるため、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだことからと伝えられる。陀羅尼助は和薬の元祖ともいわれ、伝承によれば、1300年前(7世紀末)に疫病が大流行した際に、役行者(役の小角)がこの薬を作り、多くの人を助けたとされる。古くは吉野山(吉野町)および洞川(天川村)に製造所があり、吉野山や大峯山への登山客、行者参りの人々の土産物となっていた。丸薬状にしたものは、陀羅尼助丸であるが、服用のし易さから現在ではこちらが製造の主流となり入手が容易である。

陀羅尼助は、古くから川柳や俳句に謳われ、文楽人形浄瑠璃の中では、「陀羅助」という人形が「陀羅尼助」を売り歩く場面があります。また、大峯語りや吉野のお花見のおみやげには必ず買って帰るほど、一般民衆の生活のなかにとけこんだ家庭の常備薬で、日本の名薬の1つです。このように、数ある医薬品の中でも「陀羅尼助」は、古くからの伝統に支えられ、また長い歴史を持った薬です。陀羅尼助は、和漢薬の中でも数少ないエキス剤のひとつですから、内用にはもちろん、外用に用いてもその効果は十分にあります。


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藤井利三郎薬房

店には大きな蛙が置かれていますが、実はこれが藤井利三郎薬房の商標となっている三足蛙です。1メートルほどある大きな蛙で、桜の木で刻まれており、家宝として代々伝えられてきました。また、明治の商標登録第十一号という大変古いものです。江戸時代から受け継がれている三足蛙ですが、「天から降ってきた」と言われています。


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とても親切に撮影を許可してくださいました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-だ4


もちろん陀羅尼助丸を購入しましたが・・・


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さらに奥の間の展示物や法被でポーズまで・・・これもご利益です。