追悼として・・・
2枚のCDを購入しました。
■ソニー・クラーク(1931-1963)
このクール・ストラッティン(1958年録音)は、アメリカでももちろん、日本ではそれ以上の支持を受けている。"Cool"という単語は「涼しい」という意味だけれどが、会話では「かっこいい」「いかす」という意味でよく使われる。"Strut"は「気取って歩く」。ジャケットも、ソニー・クラークの演奏もご機嫌なアルバムである。
さて、ジャケットの写真の撮影者はリード・マイルズ。ブルーノートのデザイナーでフランク・ウルフの写真を使用して多くの名ジャケットを残しましたが、この時は自分で撮影しています。片スリットのスカートをはいたモデルにジョルダン1921のハイヒールをはかせて、歩道を往復させて撮っています。このジョルダン1921はマリリン・モンローなどのハリウッド女優も愛用者が多かった様で、シンプルながら女性の色気を最高に引き出すセンスを持っています。
■録音40周年(1998年)ソニー・クラーク『コンプリート・クール・ストラッティン・セッション』(ブルーノート)発売
これはそもそも「足」の別テイクが大量に出現(マイケル・カスクーナが発掘)したので生まれたものです。
■2005年4月
日本ミルクコミュニティは東芝EMIとのパッケージ・コラボレーション企画商品の第1弾としてカップコーヒー「Off Beat Cafe CAFFE LATTE LL200ml」を発売した。
カップコーヒーは、ブルーノートのアルバムからトランペッターClifford Brownの「Memorial Album」、Freddie Hubbardの「Open Sesame」、ピアニストSonny Clarkの「Cool Struttin'」、そしてテナーサックス奏者Hank Mobleyの「Soul Station」の4枚を選んで、ジャケットをカップに印刷した。こうした形でのコラボレーションは、ブルーノートの歴史の中でも初めての試みという。日本ミルクコミュニティによれば、ジャズは、かつてのジャズ喫茶のころから、近年のカフェまで、BGMとしてよく流される、コーヒーと相性の良い音楽。カップコーヒーの容器とジャズ名盤ジャケットを組み合わせることで、消費者には時間や場所を問わず、くつろいだ雰囲気を楽しんでもらいたいという。製品名にあるOff Beatはブラックミュージックで多用される裏拍子のリズム。音楽シーンを想起させる狙いで命名したという。
■2012年6月カバ-アルバム”BAKERY JAZZ”
ロックバンド『Chartreux』(シャルトリュー)のギターボーカルnecoが、洋楽ヒットソングをJAZZアレンジしたカバーアルバムを発売。
・・・時代が変わり、世代が代わる。