こふっ(7) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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からほり(7)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-えん1

釜戸ダイニング&雑貨」/大阪市中央区上本町西2-6-24

昔ながらの釜戸で炊いた美味しいご飯と焼酎が楽しめる創作ダイニングお店の机や椅子、食器などオリジナル雑貨の展示販売もしています。


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地下の壁は石垣になっていて、昔の堀の名残のようです。店内には、静かにジャズが流れていて、ゆったりした感じで食事をする事が出来ます。窓から見る風景も、上本町の古き長屋の眺め、その奥には、高層マンションもも建っていま。この辺りは、なかなか古き良き建物があります熊野街道に面したお店らしく、熊野街道沿いの食材にもこだわりより多く使われています。


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■熊野街道

熊野古道は世界遺産にも登録されている、歴史的価値の高い道です。この道は何のための道なのかと言いますと、和歌山県にある熊野本宮大社、熊野速玉神社、熊野那智神社への参詣のためです。これら熊野三山に通じている街道のことを、熊野街道と言います。古代から熊野三山は日本全国からの信仰を集めており、平安時代頃から皇族から庶民まで多くの人が熊野街道を通って熊野三山詣でに詰め掛けていました。


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この熊野街道は京都からの船を降り、大阪では四天王寺や住吉大社などの大きな寺社を通り、堺、高野、熊野へと続いています。この熊野街道が空堀を通過しており、さらには空堀で何度も右折、左折を繰り返しています。このことから、空堀が古くから熊野街道の要衝であったことが分かります。この熊野街道は現在も空堀に残っています。八軒家浜という淀川の船着場から御祓筋という現在も残る道を南下し、安堂寺町通で左折して東へ進み、五十軒筋や上汐町筋などといった空堀の道を南下して四天王寺方面に向かいます。


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現在ではこれらの道路沿いにギャラリーやカフェなどが立ち並んでいますが、道路脇には熊野街道であることを示す石碑などがあるので、熊野街道のルートを確認することが出来ます。