オッタマゲーロ(12)
昔むかしに、読んだ記憶はあるのですが・・・
■永島慎二「かかしがきいたかえるのはなし」
月刊漫画ガロ1967年8月号(通巻36)に掲載された劇画。
腹ペコでフラフラの旅する蛙。かかしに救われる。古い井戸の中に生れた蛙は、月の美しさに魅かれ旅に出た。月を求めて旅を続け遠くまで来た。そんな蛙の孤独を感じたかかしは、一年に一度月に向かってバスが出て、自分はその切符切りで、君は目的がかなうんだと言う。喜びいさんでバス乗り場に向かう蛙。風の中で自分が長い間ここに立っていたその存在理由を悟るかかし。かかしに自分の存在を重ねた、永島さんのファンタジーである。
・・・とにかく、もう一度読んでみたくて注文しました。
■明日香村・第17回かかしコンテスト
明日香の自然豊かな棚田で約100体のかかしがお出迎え。2012年のテーマは「帰ろかな」。
・・・当然、カエルがたくさん登場しました。
これまで、いろいろな「おたま立て」を見てきましたが・・・
この温泉につかっているカエル・・・がいいですよねえ。
この「うなぎいぬ」が「おたまがえる」に見えて仕方ありません。
みなさんはどうですか?