くすっ(37) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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中之島ふたたび(3)


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大阪証券取引所の北向いに位置するレンガ造りの小さな洋館「北浜レトロビルヂング」。


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近代的なビルに挟まれるように佇み、国の登録有形文化財にも指定されているこの建物は、明治45年(1912)に株仲買商(証券会社)の商館として建てられ、戦後は商社として利用された後、廃ビルとなっていたところを、現オーナーによって建築当時の雰囲気そのままにリノベーション。平成9年(1997)、純英国式ティールーム「北浜レトロ」として新たな歴史を刻み始めました。


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1Fは自家製カントリーケーキ、紅茶、英国雑貨の販売フロア、2Fは純英国スタイルのティーサロンとなっています。ティーサロンはトラッドな造りでありながら、一人でも気軽に入れるのんびりとした雰囲気が魅力です。英国の伝統的レシピをベースにしたオリジナルメニューの中でもいちばん人気が高いのは、好みのケーキ、スコーン2種、飲み物が選べる、ボリュームたっぷりのトラディショナル・アフタヌーンティー。英国やフランスから取り寄せられた紅茶(約30種類)は、現地と同じポットサービスでサーブされ、本場さながらのティータイムを満喫できます。サロン北側の窓際の席からは土佐堀川越しに中之島公園のバラ園を見渡すことができ、反対側の窓からはビジネス街としての北浜の風景を眺めることができます。


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また、英国直輸入のアンティーク家具が置かれたインテリア、ウエッジウッドの食器、スプーン、フォークといったカトラリー類もじっくり楽しみたいところ。こだわりのアンティークが優雅な気分を高めてくれます。今や本格英国紅茶が飲める店として全国的に知られるようになった「北浜レトロ」。


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平日は近隣に勤める会社員やマダム層、土・日・祝日は全国からやってきた観光客で賑わい、最近では海外からのお客様も増えているとか。焼き菓子をはじめとした1Fのテイクアウトメニューもファンを増やし続けています。3段式のケーキスタンドでサーブされるボリュームたっぷりのアフタヌーンティーは一番の人気メニュー。