きひっ(77) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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自由の女神について(2)


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残念ながら私はニューヨークに行ったことがありませんので、せめて京橋の「自由の女神」で我慢することにします。この像は・・・


■(株)ポップ工芸

http://www.zoukeikanban.com/

八尾市高安町南6-2/072-928-0444


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50回サイン&ディスプレイショウSIGN&DISPLAY SHOW2008には、こんな部分像を出品しています。


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こちらの部分像は、ダイワハウスマンションの内部に設置されたもので・・・


■アトリエ・ティーエムバーガー

http://www.tmbarger.com/

貝塚市木積119/072-447-1428

アトリエ・ティーエムバーガーの社名の由来は、「Barge」(はしけ舟)から来ています。 はしけ舟は、運河や河川、港などで荷物を運ぶため使われる小さな船ですが、実に多くの荷物を積むことができるのです。当社のはしけ舟が積み込むのは、「Technical Manufacturing(テクニカルマニュファクチュアリング)」。ティーエムバーガーの、ティーエムはここから来ています。 当社はまだまだ、小さなはしけ舟かもしれません。しかし、多くの技術、製造物、そしてモノづくりとしての想いを造形物に満載し、その造形物から伝えたい情報媒体を幅広くお届けしていきたいと考えております。


どちらも大阪の会社というところが、うれしいですね。


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さて、本物の「自由の女神」は・・・


自由の女神像(正式には、世界を照らす自由の女神)は、ギュスト・バルトルディの120cm丈の彫刻をもとに、1884年、パリのガジェット・ゴーティエー工房で制作された。鉄骨を組み300枚の銅板をかぶせボルトで留めている。銅板打ち出しの方法は、本来の鋳造方法より軽量で制作費用も安いからだった。内部の鉄骨構造は、エッフエル塔の設計工事をしたギュスターヴ・エッフェルの会社、エッフェル社が設計製作した。女神像はばらばらにされて214の木箱に詰められ、蒸気帆船イゼーレ号でアメリカに運ばれた。アメリカでは1886年に大々的な祝賀会が催された。しかし、ギュスターヴ・エッフェルはいささかガッカリしたらしい。女神の内部の鉄骨構造の美しさに誰も注目しなかったからだ。「よし、それなら・・・」とばかり発奮して次に設計をしたのが、あのパリはシャン・ド・マルス公園北端のセーヌ河畔に建造されたエッフェル塔であったと、言われています。


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エッフェル塔は、フランス革命100周年記念パリ万国博覧会のモニュメントとして設計コンペティションの優勝作として建造された。エッフェルの設計と一般に言われることがあるが、事実はエッフェル社のモーリス・ケクランとエミーユ・ヌーギエが設計し、ギュスターヴ・エッフェルはいわば総合ディレクターであった。自由の女神像が製作された同じ1884年9月に、3人の名前でエッフェル塔の鉄骨構造に関する新案特許を登録している。そして、新時代の象徴として1887年に着工し、1889年3月に竣工した。自由の女神像とまったく時を接して建造されたのである。


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部分像のアイデアは、すでに本物制作の過程の中にあったということが、これらの記録を見ても明らかである。もちろん、完成したものの素晴らしさは言うまでもなく、素晴らしいものは、その過程や部分においても・・・やっぱり素晴らしいと実感させられる。