きひっ(35) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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久しぶりに・・・カエル・ニュースです


■プリンスチャールズ・アマガエル


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おとぎ話では王女にキスされたカエルが王子様に変身するが、南米エクアドルで発見されたカエルは、このほど英皇太子の名前を冠する栄誉を賜ることとなった。英国のチャールズ皇太子(Prince Charles)は長年、熱帯雨林保護活動を熱心に続けてきた。皇太子のたゆまない努力に敬意を表し、カエルやイモリ、サンショウウオなど絶滅が危惧される両生類の保護活動に取り組む国際団体「Amphibian Ark(両生動物の箱舟)」は、4年前にエクアドルで見つかった新種のカエルの学名を「Hyloscirtus princecharlesi(プリンスチャールズ・アマガエル)」とすることを決めた。


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2012年7月5日、この茶色とオレンジ色の新種のカエルのガラス製の置物を、発見者のエクアドル人生物学者、ルイス・コロマ(Luis Coloma)氏から贈られたチャールズ皇太子は「素晴らしい。大切にします」と感激。カエルの学名に自分の名前が付けられたことに「深く感動した」「今後はもっと努力しなきゃいけなくなったね」などと述べ、世界の熱帯雨林の保護活動にこれまでの倍の努力を注ぐと誓った。コロマ氏によるとチャールズ皇太子は以前から、さまざまなカエルを熱帯雨林保護活動のシンボルとして取り上げてきたという。


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イギリスはロンドンのButton Fronts社のトレードマークデザインとなっているWellipetsのカエルの長靴。チャールズ皇太子が子どもの 頃に刷いてられたという話はとても有名です。現在は廃版となり日本では入手できません。


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■カエルを絶滅から救うプロジェクト「両生類の箱舟」

貴重な両生類を絶滅の危機から救おうと、日本を含む約35カ国の動物園や水族館が、数が減っているカエルやサンショウウオなどの人工繁殖に国際協力で取り組む「両生類の箱舟」と名付けたプロジェクトを発足させた。平成20年を「両生類の年」として国際的な保護キャンペーンを展開するほか、各国政府に両生類の保護策強化を働き掛け、資金集めや啓発活動を進める。箱舟プロジェクトは、世界の専門家が17年にまとめた両生類保護の国際計画の一部。先月末、日本動物園水族館協会も参加してハンガリーで開かれた、世界動物園水族館協会の総会で実施が決まった。人や動物を大洪水から生き延びさせた旧約聖書の「ノアの箱舟」にちなんだ。計画では、個体数が極端に減少した熱帯林のカエルなどの人工繁殖に各国の機関が協力して取り組み、野生に復帰させて個体数の回復を目指す。「両生類の年」では、動物園や水族館への来訪者を対象にした募金活動や啓発事業を実施。両生類保護への協力などを呼び掛ける。関係者は「人工繁殖などには5000万-6000万ドルの資金が必要だ」として、企業や政府に資金の拠出を働き掛けている。カエルやサンショウウオは、生息地破壊や地球温暖化、国内でも問題になっているツボカビ感染などが原因で世界中で数が減り、既に120種以上が絶滅したとされる。プロジェクトのジェフリー・ボナー博士は「約6000種いた両生類の3分の1から半分が近い将来に絶滅してしまうとの予測もある。恐竜が地上からいなくなって以来の大絶滅になりかねない」と警告している。


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■カエルかわうち/平伏沼で産卵開始

東京電力福島第一原発事故の苦難を乗り越え、帰村宣言した川内村で、村のスローガン「かえるかわうち」に用いられているモリアオガエルの産卵が始まった。繁殖地として国の天然記念物に指定されている村内の平伏(へぶす)沼では8日、水面に張り出した木の枝に雄と雌が一緒に登り、粘液を泡立てた直径10センチほどの卵塊を作る姿が見られた。沼は旧緊急時避難準備区域にある。村は毎年、産卵状況を記録してきたが、昨年は原発事故の影響で調査できなかった。現在、沼周辺の平均空間放射線量は毎時0.55マイクロシーベルト。村のモリアオガエル巡視員の八巻力さん(76)によると、今年は5日に11個の卵塊を確認した。産卵は明け方の場合が多く、「これから気温が上がれば産卵が増えてくる」と話している。(2012/06/09)


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