おほっ(58) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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気まぐれ(3)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて1


今回の検査入院では、もちろん点滴を行い・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて2


右手首の動脈からカテーテルを通して、造影剤を入れて詳細に手術後の様子を確認するというものでした。


特に痛くも痒くもありませんでしたが、洲之内さんの「さらば気まぐれ美術館」一冊しか読めなかったのが残念ではあります。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて3


本の中で最も印象に残ったのが「タンギー爺さんの朝顔」という内容でした。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて4


私自身もよく知っていた作品ですが、洲之内さんのこだわり方がとても新鮮で・・・


・・・あれこれ考えてみたが、結局わからない。そこで、その二枚の絵をここ、つまり今回の<気まぐれ--->に図版で載せて、読者の方にも考えていただくことにする。この朝顔は実物でしょうか、それとも朝顔の版画でしょうか。


そこで、退院後すぐに調査を開始したわけである。


左下の朝顔の絵・・・この絵は長い間、二代目歌川広重の「三十六花撰 東都入谷朝顔」ではないかとされていたそうですが、1999年にフランスの画商、ヤン・リュールの発見により、これは「浮世絵」ではなく「ちりめん絵」だということが分かったそうです。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて5


さらに、その「ちりめん絵」について、2005年10月31日No.58に「ゴッホが愛したちりめん絵」として紹介されているというので・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-かて6


苦労してネットで探し出して・・・ゲットしました。