えへっ(77) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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萬国パクランカイ(28)


前号で「キツネにつままれる」と書いたので・・・


■どうして物事がそうなったのか、訳がわからず、唖然としている様子で、狐に化かされたときのように原因や経過がわからず、ぽかんとしていることから。「つままれる」化かされる。

■「狐に包まれる」は誤り。狐にばかされる。また、意外ななりゆきに訳がわからなくなり、茫然とすること。「つままれる」とは、騙されること。

■つままれる【▽摘まれる/▽撮まれる/×抓まれる】

[連語]《動詞「つまむ」の未然形+受身の助動詞「れる」》「摘む4」に同じ。「狐(きつね)に―れる」

■つままれる〔化かされる〕

be bewitched by a fox キツネにつままれる

a bewildered [blank] loo キツネにつままれたような顔

■ホッぺ(ほっぺた)をつまむ

一般的には、夢かな?と思えるような出来事に対して、現実であることを確かめる行為又はその表現として用いられます。


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奈良美智さんの描くキャラは、キツネ眼だと私は思っています。見方によってはネコ眼だとも言えるかもしれませんが、その神秘性?からキツネ眼の方がふさわしいと、勝手に決め付けているのです。


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■贋作:奈良美智氏酷似の少女画、オークションで66万円に

ヤフーオークションに、画家・奈良美智氏とみられる作品2点が出品され、2点とも高額落札されたことがわかった。奈良さん自身がこの出品者に連絡を取り、自身の作品でないことを指摘したが、入札者に伝わらなかったまま落札されたとみられる。問題の作品には「祖父の家が老朽化のため解体することになり、蔵より出てきました」「祖父が骨董品や美術品を集めており、この機会に手放すことになりました」「祖父が亡くなったため、真相や価値等が素人の為わかりません」「鑑定はしてないので、真贋の程は分かりませんので」「画像にて判断のつかれます方、お好きな方、慎重に判断頂いて注意事項等など納得の上自己責任に於いてご入札お願いいたします」と説明書きがあり、ノークレームノーリターンの原則も記されていた。


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奈良氏はこの出品者に連絡し、自身の作品でないことを画家本人から連絡があったと記載するよう頼んだが、回答はなく、締め切り約2日前に「記載している通り鑑定等はしておりませんので奈良美智の作品ではありません作者不明ですので入札の際はご注意下さい」とだけ表示された。その後、2点はそれぞれ21万3000円(入札件数109件)、46万円(同158件)で落札された。奈良氏は自身のブログで「Yahooに申告しても何も対処してくれないね~~~だまされて買っちゃうのかなぁ・・・本物だとおもっちゃうのかなぁ・・・ 自分が思ってるほど観る人の眼って肥えてはいないのか?」とコメントしている。


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■ロンドンで開催されたクリスティーズの現代美術部門のオークションで、世界的に評価されている日本人アーティスト、奈良美智(よしとも)さんの贋作が出品され、オークション直前になって取り消されていたがことがわかった。ここ数年、複数の日本人アーティストの作品が1億円を超える価格で落札されるなど人気が高まっており、専門家は「日本人アーティストが世界で認知され、贋作のターゲットになり始めた。美術マーケットは警戒が必要」と注意を呼びかけている。贋作は3点で、いずれも色鉛筆やフェルトペン、鉛筆などで紙に描かれている。落札予想価格は「NOT ALONE」(縦23センチ、横18センチ)が7000ポンド(165万円)~9000ポンド(213万円)「ESP」(同29・2センチ、同21センチ)が8000(189万円)ポンド~12000ポンド(284万円)「Oh! My!」(同72センチ、同52センチ)が15000ポンド(355万円)~20000ポンド(474万円)-となっていた。オークションのカタログには作品の来歴が明記されている。3点のうち2点が米ミネソタでのがん撲滅チャリティーオークション(2004年)、1点は米アリゾナ州ツーソンのギャラリーの名前が記されていた。クリスティーズジャパン(東京都中央区)などによると、9月下旬、オークションカタログが日本、欧米の美術館やギャラリー、コレクターに配布された際、日本を含めて複数の美術関係者から真贋(しんがん)を問う声が寄せられたため、奈良さん本人に照会したところ贋作であるとの返答があったという。このため、クリスティーズは直前に3点の出品を取り消し。カタログ掲載前に現代美術部門のスタッフで作品を選定するが、完成度が高く、見抜けなかったという。


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贋作問題をめぐっては、棟方志功(1903~75年)や佐伯祐三(1898~1928年)、竹久夢二(1884~1934年)らが有名だが国内での流通に限られており、クリスティーズなどの国際マーケットで日本人作家の贋作が登場したことは、本格的に国際的な贋作グループの標的になったことを意味している。

■奈良さんは青森県出身。愛知県立芸術大学大学院を修了後、約12年間、ドイツに留学。アニメ的な図柄で子供の持つ無垢な心や攻撃性などを表現し、子供から大人まで人気を得ている。横浜美術館、広島市現代美術館などで大規模な個展を開いたほか、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ロサンゼルス現代美術館などにも作品が所蔵されるなど、世界的な現代アーティストとして活躍を続けている。クリスティーズのニューヨークのオークションではアクリル絵の具で精巧に描かれた奈良さんの作品が約100万ドル(1億2000万円)の価格で落札されたのを始め、アクリル絵の具の作品は常に数千万円単位で取り引き。世界の美術マーケットでは米国のアンディー・ウォーホルやキース・ヘリング、ジャクソン・ポロックといった人気作家に並ぶ価格となっている。


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さてさて、奈良さんのキャラが気になって、ちょっとすねた感じから「スネ夫」との共通点を探ってみた。どうも・・・違うみたい。こうなったら、とことん追いかけてみたい。