「な」
「に」
「ぬ」
「ね」
「ね」2
「の」
■サイドカーに犬(2007)
長嶋有のデビュー作の短篇小説、及び、同作を原作とした日本映画。母親が家出した家庭に突如入り込んできた主人公・ヨーコと、10歳の少女・薫の心の交流を描いた作品である。第92回文學界新人賞受賞作。「文學界」2001年6月号に発表され、第125回芥川賞の候補にもなっている。後に『猛スピードで母は』に収録され、文藝春秋より刊行された。竹内結子主演で映画化され、2007年に公開された。
■タカネの自転車(2008)
原作:タカマガハヤト/アニメーション制作:A-1 Pictures/監督・絵コンテ・演出:池田成/キャラクターデザイン・作画監督:神村幸子/美術監督:小林七郎/音響監督:小林克良
2007年の第6回アニマックス大賞受賞シナリオを映像化した作品。高澄高嶺(11)は模試で100位以内に入れば新しい自転車を買ってもらえるはずだったが、結果は112位・・・。高嶺は母親に92位だとウソをついた上、答案用紙を破り捨てる。塾の帰り道、高嶺は妹の珠貴(7)に譲るはずの自転車を壊してしまい、珠貴を怒らせてしまった。母親にウソをついたことも責められ、高嶺は珠貴を厭わしく思う。ある夜、飼い犬のクリスを探しに神社に向った高嶺の前にひとりの青年が現れる。その青年はヨヨギと言い、ナント92位と書かれた高嶺の答案用紙を持っていた。ヨヨギは答案用紙と高嶺のいらないものを交換しようと要求し、高嶺はいらないものは珠貴だと返答してしまう。すると高嶺とクリスを探しに神社に現れた珠貴を、ヨヨギは発光体に変えて飲み込んでしまった!過ちに気付いた高嶺は珠貴を取り返そうとするが、ヨヨギは自分とのレースに勝てば珠貴を返すと突きつける。壊れた自転車でレースに挑む高嶺。レースに勝ち、珠貴を無事取り戻すことが出来るのか。
■「愛を読むひと」(2008)米独合作
ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説『朗読者』を、『めぐりあう時間たち』のスティーブン・ダルドリー監督が映画化。主演:ケイト・ウィンスレット
■ぼくとママの黄色い自転車(2009)
監督:河野圭太/出演:武井証、鈴木京香、阿部サダヲ
小学3年生の大志は、父親と二人で暮している。母はデザインの勉強のため、パリに留学中。週に一度、母親からの手紙が届くのが大志は楽しみだった。しかし、ふとしたことで、母親がいるのはパリではなく、瀬戸内海の小豆島であることを知ってしまう。どうしてお父さんとお母さんは僕に嘘をついたんだろう?「お母さんに会いにいかなくちゃ」。大志は黄色い自転車に乗り、愛犬アンと共に、横浜から小豆島まで冒険の旅に出た。
■「自転車」(2009)日米合作
日系アメリカ人のディーン・ヤマダが監督を務め、佐生有語主演の日米合作短編映画、ブリュッセル短編映画祭Young Jury賞を受賞。
・・・まだまだ自転車にまつわるお話は続きますが、特集としてはこれで終えたいと思います。