KIZUNA83 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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■東日本大震災から5ヶ月

東日本大震災の発生から8月11日で5カ月となるのに合わせ、岩手、宮城、福島3県警は行方不明者の集中捜索を実施する。岩手は9~11日の3日間、宮城は10、11日、福島は9、10日の2日間で、岩手県警による集中捜索は初めて。岩手県警の捜索は大船渡、釜石、宮古の3署管内が対象。警視庁などの応援も含め1日約620人を投入する。海岸線や津波が打ち上げた山際、がれきが残る場所を中心に捜し、重機も入れる。県警警備船などが山田湾も捜索する。3署管内の行方不明者は8日現在、計約2100人で、県警警備課は「お盆を前に、一人でも多くの方を家族の元に返したい」と話す。宮城県警は、応援も含め1日約1300人を動員。がれき撤去が進んでいない気仙沼市鹿折地区、児童74人が死亡・行方不明となった石巻市大川小周辺などを捜索する。7月中に県内で発見された遺体82体のうち65体が海上で見つかったことを踏まえ、海岸線なども重点的に見回る。県内の行方不明者は8日現在、2431人。福島県警は海沿いの相馬、南相馬、双葉の3署管内を捜索する。1日約200人を動員し、海岸線やがれきを見回る。9日は海上保安庁も加わり、浪江町の請戸漁港や海上を船上から捜索する。県警によると、県内の行方不明者は8日現在、253人。(河北新報より転載)


■福島小中学生1割、1万4千人転校

福島県内の公立小中学校で、東日本大震災後から夏休みまでに県内外に転校したか、夏休み中に転校する児童・生徒は約1万4000人に上ることが県教委の調査でわかった。県内の小中学生は約16万5000人(5月1日現在の推計)で、県教委では、震災や東京電力福島第一原発事故の影響で約1割が転校を余儀なくされたとみている。県教委によると、3月11日の震災発生後から7月15日までに県外に転校した児童・生徒は7672人、県内で転校したのは4575人。このほか夏休み中に転校するのは、県外1081人、県内755人となっている。(読売新聞より転載)


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■南三陸の中学生を支援「絆Tシャツ」製作

南島原市の布津無双太鼓継承会(隈部和久代表)と和道・深江太鼓(浜本雅夫代表)が、東日本大震災の被災地で同市が重点的に支援する宮城県南三陸町の中学生を応援するための「絆Tシャツ」を500枚製作した。隈部代表は5月23~27日、島原半島からの「ご恩返し号」で南三陸町を訪問。同町の歌津中と志津川中の校長から生徒の7割が家を失ったことなどを聞き、町の未来の担い手の子どもたちを支援していくと決意した。絆Tシャツは、南三陸町の職員らが着用しているものにアレンジを加えたデザイン。白地で、左胸に南島原市の市花、ヒマワリが描かれ「SOUTH BOND(南の絆)」の文字と共に両市町名が寄り添っている。背中には「絆」の字と「同じ空の下 想いは一つ 今日も笑顔で 明日を目指そう」と書かれている。サイズはM、L、LLの3種類で1枚2千円。Sや3L、4Lの注文にも応じる。1枚につき800円が中学生への支援金となり、両校の部活動のユニホーム購入などに充てられる。隈部代表は「少しずつでも支援と心の交流を続けたい。この夏、多くの市民がこのTシャツを着て、東北に思いをはせてくれればうれしい」と話している。問い合わせは隈部代表(電090・4488・1483)。


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■絆Tシャツ復興の力に/働く場を被災者に提供」

南三陸町のまちづくり団体「すばらしい歌津をつくる協議会」が、群馬県桐生市のボランティア団体の支援を受けてオリジナルTシャツの制作販売に取り組んでいます。原価を差し引いた売上金は内職代として東日本大震災の被災者に還元するほか、集会所の再建など地域復興の支援金として役立てます。

東日本大震災以降、クローズアップされた言葉「絆」。この「絆」の文字が書かれたTシャツで仮設住宅で暮らす人々を元気にする試みが始まっています。宮城県南三陸町の歌津中学校の教室ではTシャツを袋詰めする作業が行われています。働いているのは仮設住宅で暮らすみなさんです。「仮設住宅に入っていると、どうしても1日がつらい。この仕事に就いてからは生きがいみたいに元気が出ます」(働く人)表に大きく「絆」と書かれたTシャツ。これは、地元のまちづくり団体が仕事を失った被災者に働く場をつくろうと、ボランティア団体からTシャツを原価で卸してもらい、販売を始めたものです。Tシャツには中学生たちが気持ちを込めて書いたメッセージカードが同封されています。「支援してくれた人に『ありがとう』という感謝の気持ちを込めて書いている」(中学生)このTシャツを作ろうとした目的は?「今は5人が働いていますが、仮設住宅暮らしの気分転換になればと思っています。売り上げについては復興資金に活用していきたいと思っています」(すばらしい歌津をつくる協議会小野寺寛会長)Tシャツは1900円。南三陸町内のコンビニエンスストアなどで購入できます。


・・・たかが「Tシャツ」されど「Tシャツ」ですね。


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■「南三陸のみんなを撮るぞ!」撮影会<愛撮(あいさつ)>

~見せようよ、自慢の笑顔~

仙台在住のプロのカメラマンが、南三陸町の皆さんを撮影し、その場でプリントしてプレゼントするプロジェクト!
写真の力を信じて精いっぱい取り組みます!
・日程;5/29(日)
・場所;志津川中学校 福興市会場内
・時間;福興市が開催している時間帯
・対象;南三陸町の方であれば、どなたでもOK!


・・・「写真の力を信じて」って言葉、いいですよね。前に「復興の狼煙」ポスターを購入しましたが、まさしく「ちから」があります。


■写真家・平野愛智さんのプロジェクト/「写ルンです」で撮られた被災者の目線の被災地の記録『ROLLS TOHOKU』

被災地の方々に使い捨てカメラ(写るんです)を渡して、被災者の方々に写真を撮ってもらい、それをウェブサイトにまとめたプロジェクトです。これまで、私たちが新聞やネット上で目にしてきた、たくさんの震災写真のほとんどは、当事者ではない報道者によって、撮影された写真です。これまでも、災害や戦争などの報道写真は、外部の人間が、彼らの目線で切りとったイメージでした。しかし、このROLLS TOHOKUプロジェクトでは、被災者の方々が、実際に体験していること、身の回りでおこっていることを撮影しています。ですから、つぶされてしまった家も、校庭でサッカーをする子どもたちも、毛布にくるまって寝る犬も、途方にくれるおばあさんも、談笑するおじさんたちも、沼地になってしまった町も、ピースサインをする子どもたちも、すべて一緒に写されています。当事者か報道者か、主観的か客観的か、いろいろな写真があります。被災者の方々によって撮影されたこれらの写真が、インターネットによってたくさんの人が見ることができる。今の時代と平野さんの実行力があってこそ実現できた、とても価値のあるプロジェクトです。http://www.rolls7.com/