KIZUNA75 | すくらんぶるアートヴィレッジ

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KIZUNA-RED(1)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-あか1


◆赤ちょうちんは希望の光/岩手・大槌町に屋台居酒屋

東日本大震災による津波と火災でがれきの街となった岩手県大槌町に屋台の居酒屋が開店した。「復興への希望の光にしたい」。赤ちょうちんに毎夜、住民が集まってくる。大槌町の仮役場から数百メートル西の一角にある店の名前は「居酒屋ドン」。震災前、同町安渡地区に店を構えていた柏崎浩美さん(50)が店長だ。住民らが独自に復興計画を話し合う「まちづくり住民会議」メンバーの柏崎さん。道路や鉄道などの都市計画も重要だが「まずはみんなが一杯飲んで語り合える場所をつくろう」と決意した。屋台を作るための木材は町内の被災した製材所が提供。友人の土地に、避難所で暮らす大工が骨組みを組んでくれた。約2カ月の準備の末、迎えた7月24日のオープン。小雨が降る中、住民が次々と訪れた。


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◆ちょうちん1万個、夜空彩る/秋田竿燈まつり

秋田の夏の風物詩「秋田竿燈(かんとう)まつり」が8月3日、秋田市中心部で始まった。255本の竿燈が並び、約1万個のちょうちんが夜空を彩った。今年は東日本大震災からの復興を願う「がんばろう東北」の文字が入った竿燈も登場。差し手が高さ12メートル、重さ50キロの竿燈を頭や肩、腰に乗せる妙技を見せると、観客から拍手が湧いた。6日までの期間中、岩手、宮城両県の被災者と、秋田県内への避難者計1640人を招待。岩手県宮古市のカキ養殖業、杉田あきよさん(74)は「道具も船も流されたが、ちょうちんの光を見て、つらい気持ちを忘れられた」と話していた。


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◆サンタ「子供に笑顔を」/季節外れの来日、被災地へ

東日本大震災で被災した子どもを励まそうと、フィンランドの財団公認のサンタクロースが7月25日、成田空港に到着し「子供たちを少しでも笑顔にしたい」と話した。季節外れの来日は初めてで、上下いずれも七分丈の白シャツ、緑のズボンに赤いベストという「クールビズ」スタイル。プレゼントの入った大きな袋を肩に担ぎ、手を振りながら日本語で「こんにちは」とあいさつした。「毎年来ているので、日本の子供は特別な存在。ショックを受けて飛んできた」とサンタ。26日から28日にかけ、福島県双葉町民が集団避難している埼玉県加須市の旧高校や、宮城県石巻市、南三陸町などの保育施設を訪れ、子供たちにお菓子などをプレゼントした。


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◆赤白の点灯で被災者激励/エンパイアなど世界のビル

東日本大震災の被災者に対する世界の支援と激励の輪を広げようと、ニューヨークのエンパイアステートビル(ESB、全高443・2メートル)など世界各地の著名な超高層ビルやタワーが現地時間の4日夜、日の丸をイメージした赤と白にライトアップされた。ESBの呼び掛けに応える形で、アジアではNソウルタワー(237メートル)やクアラルンプール(KL)タワー(421メートル)などが同日夜、赤と白の点灯を施した。北米ではESBのほか、カナダ・トロントのCNタワー(553メートル)などが連携を表明。ESBは連日夕暮れから翌日午前2時まで、その日のテーマに合わせて上部がさまざまな組み合わせの色に点灯された。


◆エンパイアビル優勝たたえ日の丸柄に点灯

女子W杯での日本代表「なでしこジャパン」の優勝をたたえ、7月18日夜、米ニューヨーク中心部のエンパイアステートビル(全高443・2メートル、102階)上部が日の丸を象徴する赤と白にライトアップされた。同ビルは15日夜から3晩、東と西側は日の丸を、南と北側は星条旗を、それぞれイメージした色の点灯を施し、日米代表による決勝戦の機運を盛り上げた。18日夜、赤と白のライトが浮かび上がり、初優勝した日本をたたえた。19日夜以降は別の色になる。同ビルは4月にも東日本大震災の被災者激励のため、世界各地の有名な高層ビルやタワーと連携して日の丸の色に点灯。2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本が優勝した際も赤と白にライトアップされた。