KIZUNA23 | すくらんぶるアートヴィレッジ

すくらんぶるアートヴィレッジ

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書に取り組む


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ1


なぜ今になって「書」なのかと言いますと・・・


羽曳野市役所にギャラリーがありまして、そこで「わらもじ」展を開催していたのです。ちょこっとのぞいたぐらいだったのですが、後日、ある人から・・・


「がんばれは、強い言葉。だいじょうぶは、やさしくて強い言葉。」という書があったと、聞かされました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ2


東日本大震災への復興支援について、いろいろと考えさせられることが多くあって、さて自分はどうしたものかと悩んでいただけに、この「言葉」は心にズシンときました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ3


実物の「わらもじ」を見落としていたことが、とても残念でなりません。そこで・・・いろいろ調べてみました。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ4


■わら文字で南相馬「望郷恋唄」美しい故郷再生願い書展

東日本大震災で被災した故郷を元気づけたいと、福島県南相馬市出身のわら文字書道家、清水藁水さん(64)=堺市美原区=の作品展が、大阪府羽曳野市役所の「ギャラリーはびきの」で開かれている。作品展では、自ら作詞した南相馬を歌った作品の歌詞も展示しており、「あの美しい南相馬の街並みを、何とか元通りに再生してほしい」と願っている。清水さんの実家がある南相馬市原町区東町は、震災による津波で大きな被害を受けた。「思い出が全部なくなった」。市内の親類も家が流され、家族7人が堺に避難しており、いまだ行方不明の親類もいる。清水さんは、中学卒業後に作詞家を志して福島県から上京。猪俣公章氏の内弟子となって修行し、作詞家となった。その後、稲のわらを筆に使う独創的な書道「わら文字」を考案し、現在府下などで教室を開いて指導している。今回の作品展には、清水さんのわら文字作品約50点が並ぶ。平成3年に作詞した演歌「望郷恋唄」の歌詞も出品している。「地元の民謡『新相馬節』で歌われる、故郷の風景を思いながら作った。夕暮れの美しい国見山、サケがあがってくる新田川、松が美しい北泉の浜辺など、あの美しい故郷が、地震と津波で壊されてしまった。くやしいし、悲しい」と、清水さん。「今回の作品展や、わら文字教室を通して、被災地支援の募金や、協力を訴えていきたい」と話している。


●宗家:清水藁水
1947年 福島県に生まれる。日本人の心揺さぶる感性豊かな「書道」に興味を持ち、創作活動を始める。形にはまったものではなく、自分自身の「書」を書きたい、創りたいと思い、5年余りの歳月をかけ、書く人それぞれに個性ある豊かな「書」が書ける“わらもじ”を完成させる。現在、“わらもじ作品”の創作活動をする傍ら、小中学校での指導、普及にも努めている。


■わらもじ

http://www.waramoji.jp/index.html

わらもじとは、宗家清水藁水(しみずこうすい)が、「自然との関わり」を求め、田植えから始めて、実りの秋に収穫を終えた「藁(わら)」から「わら筆」を作り、その筆によって書かれた文字を指します。また「わらもじ」は、「藁のもっている温かさと癒し」を提供するものです。子どもたちには、小中学校で「わらもじ教室」を開いていただき、「藁」に初めて触れて貰って、「わら筆」に触りながら「物を創る喜び」、「そのわら筆で書き上げた『わらもじ』の感動と喜び」を与えるものです。大人の方には、生涯教室やカルチャーセンターを通じて、「わらもじ教室」を開催し、改めて、色々な言葉や詩等を「わらもじ」で書いてもらう事により、改めて其々の人生の驥尾を知ることもできます。自分の書いた、「わらもじ」で、自分を再考したり、新たな人生の再出発を誓ったり、友人に温かい言葉や詩を贈ったり出来ます。ぜひ、わらもじ倶楽部の主催行事にお立ち寄りいただき、「わらもじ」の良さを実感して戴ければ幸いです。


●「わらもじ倶楽部」 9時~17時(毎週日曜定休)

587-0003 大阪府堺市美原区阿弥6-4 TEL.072-363-5671 FAX.072-363-5672


・・・なんと、本部がすぐ近くにあることを知り、早速連絡してみました。6/2に藤井寺店をオープンするので、一度来てくださいとお誘いがありましたので・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ5


生まれて初めて書いた「わらもじ」です。実際の清水先生の書を手本にさせていただきました。


ガンバレ

強さだけの言葉

大丈夫

強さと

やさしさを

持つ

言葉


というのが、本当でした。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ6


好きな言葉を書いてくださいと言われて・・・何枚も書いた中から、清水先生が選んでくださった第2作目です。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-しょ7


帰りには、オープン記念の花までくださいました。ありがとうございます。


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ぜひ皆さんも一度行ってみてください。