いひっ(56) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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■ランドセルで学校に行けるね/カバンメーカー、避難児童に寄贈/山形

山形市十日町1の「カバンのフジタ」(藤田宏次社長)が4日、東日本大震災で山形市に避難している小学生にランドセル45個を寄贈した。父母から「すてきだよ」「また学校に行けるね」と声を掛けられながら、新しいランドセルを背負った小学生たちは笑みをみせていた。避難所の山形市落合町の市総合スポーツセンターでは、小学生22人に藤田宏基取締役がランドセルを手渡した。福島県浪江町の自宅にランドセルを置いたまま避難してきた浪江町立苅野小4年、岡本真衣さん(9)は山形市立千歳小への転入学を考えている。「ランドセルを背負って学校に行けるのでうれしい」と喜ぶ。母真由美さん(38)も「ランドセルで登校できないと思っていた。温かい気持ちに感謝し、ほっとしている。新しい学校でも一生懸命頑張って元気に育ってほしい」と涙ぐんだ。山形市学校教育課によると4日現在、福島県や宮城県から避難している52人が山形市の小学校に転校することを決めた。藤田取締役は「避難者だけランドセルで登校できないのでは可哀そう」と話した。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-らんど1

■避難児童に卒業生からランドセル

福島県郡山市の避難所では、福島第一原子力発電所の事故でランドセルを持たずに避難している子どもたちに、この春小学校を卒業した児童たちからランドセルが贈られました。福島県郡山市にある避難所の1つ「ビッグパレットふくしま」には、福島第一原発の事故で、県内の川内村と富岡町などからおよそ1900人が避難していますが、子どもの多くがランドセルを持たずにいるということです。こうしたなか、この春市内の小学校を卒業した児童5人が訪れ、ほかの卒業生などから集めたランドセルおよそ180個を避難所の子どもたちにプレゼントしました。卒業生の代表は「一生懸命磨いたので、大事に使ってください」とあいさつして、避難所にいる小学生の代表6人にランドセルを手渡しました。子どもたちはランドセルを受け取るとうれしそうに背負っていました。卒業生たちは、ランドセルをワックスで磨いたりしてきれいにしたということで、ランドセルを受け取った富岡町の男子児童は「自分のランドセルは小学校に置いたままなので、うれしいです。大切に使いたいと思います」と話していました。ランドセルをプレゼントした男子生徒は「少しでも被災した人たちの力になれたらと思って贈りました。今後は文房具などもプレゼントしたいです」と話していました。ランドセルは、今後、ほかの避難所に避難している富岡町と川内村の児童にも贈られるということです。


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■イオン、被災した茨城県の子どもたちにランドセル500個を提供

イオンは6日、ランドセルを被災地の子どもに向け、ランドセル500本を提供すると発表した。同社によると、東日本大震災では、津波による被害をうけ、太平洋沿岸部の町を中心に、ランドセルをはじめとした学用道具の多くを失った子どもが多数いるという。同社は、茨城県にランドセルを500本提供。このうち2本は、同社の2011年度新入社員から8日、茨城県内で避難生活を送る福島県の小学生2人(新3年生)に手渡される。残りの498本は、4月13日に茨城県庁に届けられる。今回のランドセル提供は、同社による「イオンの商品を届けることを通じて、少しでも被災した子どもたちの元気と笑顔を取り戻したい」との思いで行うもので、当日はランドセルと新入社員が書いた手紙を子どもたちに届けるほか、さまざまな遊びを通じて子どもたちとの交流を図る。イオンは、要請のあった岩手県、福島県、茨城県3県の被災した子どもたちへ順次、ランドセルを届けるとともに、被災地の一日も早い復興に向けて、全力を挙げて貢献する。


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■被災地の子にランドセルを 昭和小PTAが卒業生らに呼びかけ集める

東日本大震災の被災者に少しでも協力できればと、福知山市北本町一区の昭和小学校PTA(垣内義美会長)は、被災地の子どもたちにランドセルを送ることを決め、今春の卒業生のものを中心に、67個のランドセルを集めた。PTAでは3月18日に、会費の中から10万3400円余りを義援金として送った。しばらくして、会員の一人がランドセルメーカーの広告を見て、被災地でランドセルが不足し、入学予定の子どもや、在学中の子どものために、寄付を募っていることを知った。垣内会長にこの話をもちかけたところ、「義援金のほかにも、できることがあるのならば」と取り組むことを決めた。会員や卒業生の保護者らが協力し、手分けして卒業生に電話で連絡を取ったり、周りの親せきたちに呼びかけたりして集めた。子どもたちも、困っている子のために「6年間使ったものでもよかったら」と協力的で、108人の卒業生のうち半数以上がランドセルを提供した。垣内会長は「今、被災地の子どもたちは何もない状態で、新学期を迎えます。ランドセルは割ときれいに残っていますし、ちょっとでも役に立てれば」と話していた。ランドセルは近くランドセルメーカーに送り、ここでメンテナンスした後、被災地に届けられる予定だという。


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■被災地に届け、善意の輪 ランドセル3500個、絵本や紙芝居/青森

被災した子どもたちにランドセルや絵本を--。東日本大震災の被災地に届けようと2日、青森市内でランドセルなどを集める取り組みがあった。ランドセル回収に取り組んだのは青森市PTA連合会(松浦健悦会長)。津波で学用品が流されるなどした児童が被災地に多いことから連合会が不要となったランドセルの提供を呼びかけた。会場となった青森市松原の中央市民センターでは、県内各地から駆け付けた保護者らが次々と持ち込み、約3500個のランドセルが集まった。ランドセル2個を寄付した青森市駒込の主婦、後藤克子さん(43)は「被災地の方に何かできないかと考えていた。こんなに集まっているとは思わず、びっくりした」と話していた。ランドセルは激励のメッセージを添え、5日に岩手県へ発送される。一方、青森市中央のアピオあおもりでは、子育ち支援グループ「モモ」(青森市)が絵本や紙芝居を集める活動を行った。子ども連れの保護者らが本を手に訪れ、中には新品の本を届ける人もいた。絵本や紙芝居は日本ユニセフ協会を通じて、福島、宮城、岩手などに運ばれる。


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■ランドセル350個届く 愛知から仙台・立町小へ

東日本大震災で被災した子どもたちを支援するため、学用品などの寄付を募っている仙台市青葉区の立町小(児童224人)に29日、愛知県の岡崎市と幸田町から、たくさんのランドセルや子供服などが届いた。同校PTA会長の松沢等さん(54)が岡崎市甲山中の卒業生だったことが縁で、同窓生が協力した。松沢さんは、卒業40周年の準備を進めていた甲山中の旧友に応援を要請。同窓生には教員もいて、岡崎市の細川小と新香山中、城北中、幸田町の深溝小の有志も協力を申し出た。立町小に届いたのは、中古ランドセル約350個と新品の子供服約300着、ノートや鉛筆、クレヨンなどの学用品。段ボール箱で約50個に上り、PTA役員が仕分け作業をしている。立町小の保護者から寄せられた物品とともに、提供を呼び掛けた仙台市PTA協議会を通じて被災した市内外の子どもたちに贈る。松沢さんは「遠い古里の仲間が、仙台の困っている子どもたちを助けようと、行動してくれた。人と人のつながりに感謝したい」と話した。


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■ランドセル1000個石巻市へ/東京都中央区

東京都中央区は1日、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市にランドセル1千個を送ると発表した。3月31日に矢田美英区長が同市を視察した際、亀山紘(ひろし)市長から、ランドセルなど子供用の学用品も不足していると伝えられた。ランドセルは、同区日本橋馬喰町のかばん卸売業「松野」(松野雅一社長)から男女用それぞれ500個ずつの寄贈を受けており、区社会福祉協議会を通じて現地へ届ける。


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■ランドセルやリュック贈呈 三条市が避難の小中学生に/新潟

三条市は4日、震災で福島県などから市内に避難している小中学生が入学式や始業式を迎えるのを前に、計50個のランドセルやリュックサックなどを贈呈した。ランドセルなどは全国有数のカバンの産地として知られる兵庫県豊岡市から贈られたもの。両市はともに04年に水害を経験したことをきっかけに交流があった。三条市体育文化センターで行われた贈呈式では、中貝宗治豊岡市長からの「今はとてもつらいと思いますが、これから新しい仲間との出会いが待っています。皆さんの笑顔が必ず戻ると信じています」とのメッセージが読み上げられた。福島県浪江町から家族6人で避難してきた田辺由紀さん(11)は5日から三条小学校に通う。「ランドセルがもらえてとてもうれしい。不安もあるけど、みんな友達になってほしい」と話した。


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■ランドセル贈られ、横浜で入学式/福島・いわきの避難児童/神奈川

横浜市磯子区の「たきがしら会館」に避難していた福島県いわき市の関根玲子さん(46)の長女、愛莉ちゃん(6)が、転居先から近い青葉区の市立恩田小学校に転入し5日、入学式を迎えた。住民から寄付されたランドセルを背負い、横浜で新しい生活を送る。関根さん一家は福島第1原発の事故で先月24日から同会館で暮らしていた。会館に避難していた3世帯に小学校に入る児童がいるが、今月初め、付近住民が「ランドセルがないのは可哀そう」と全員分を用意した。「いわきの友達が周りにいない」と不安がっていた愛莉ちゃんも好きなピンクのランドセルを贈られ満足そうだった。関根さんは「たくさんの好意に支えられた避難所暮らしだった。いつかは福島に帰りたい」と話した。


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■中古ランドセル3万個を被災児童へ/新品にはない思いや気持ち、心をつなぎたい

東日本大震災で被災した小学生にランドセルを贈ろうと、メーカーの協和(東京都千代田区)が不要になったランドセルの寄付を募ったところ、約1週間で全国から3万個以上が集まった。修繕や配送が追い付かないため募集を中断したほどで、同社は「寄付した人と被災者の心をつなぎたい」と意気込んでいる。津波に流されたランドセルの写真を見た同社幹部が寄贈を発案。3月23日からホームページで呼び掛けると、31日までに3万個以上が集まった。置き場がなくなり、今は募集をやめたが、申し出は後を絶たないという。今年初め、プロレス漫画タイガーマスクの主人公などを名乗った児童施設へのランドセル寄贈が相次いだ際も注文が増えたが、常務小森規子さん(58)は「その時とは比較にならない」と驚く。「このランドセルで無事卒業できました。(被災地の)皆さんも無事卒業してほしい」「一緒にいるから頑張ろう」。そんなメッセージもたくさん添えられていた。同社も3000個の新品を用意したが、「ランドセルに詰まった楽しい思い出やわくわくした気持ちをつなぐという点で、新品以上の意味がある」(広報課)。約150人の社員がほぼ総出で、革磨きや金具の修理などに当たっており、使えるものから送り始めた。悩みの種は送り先がなかなか決まらないことだ。寄贈の案内を東日本の自治体に400通以上、FAXや電子メールで送ったが、連絡が来たのはわずか。発送が済んだのも4カ所にとどまっており、「被災地からの転校生も含め、必要としている人の情報がほしい」としている。