スタードーム(94)
伊東豊雄さんの「まつもと市民芸術館」
同じく伊東さんの「すみか」・・・
ちょっとドームから離れてしまうようだけれど、このチーズの穴のような蟻の巣のような・・・に心が奪われてしまう。
「中野本町の家」もおもしろい。
■西沢大良
1964年東京生まれ、1993年事務所設立。2005年ARアワード最優秀賞など受賞多数。現在、東京芸術大学など6校にて非常勤講師を勤める。実作活動においては、現代建築が担っている二面性を、独自に統合した作品を発表。すなわち建築特有の形式性と、現代社会特有の俗物性という二つの側面を、劇的に綜合する作風をもつ。主な作品として、立川のハウス(1996)、熊谷のハウス(1997)、大田のハウス(1998)、諏訪のハウス(1999)、昭島のハウス(2004)、調布の集合住宅AおよびB (2003)、砥用町林業総合センター(2004)などがある。また執筆活動においては、99年以来の一連の文章において、近代建築までに見られなかった理論的認識を提出。すなわち、20世紀の建築理論の2大潮流であった機能主義と形式主義を、両方とも克服する建築理論を展開。主な文章として、「室内風景」(2000)、「群れ・カタチ・アクティビティ」(2001)、「立体とアクティビティ」(2003)、「立体・アクティビティ・構造」(2004)、「立体と身体」(2005)、などがある。