スタードーム(79)
■トム・ディクソン
1959年チュニジアのスファックス生まれ。4歳からはイギリスで育った。独学で学び、デザインの仕事を始める。
25歳に初めてのオブジェを作る前の20歳には”Favolous”というイベントのイギリスシーンを計画。1991年に自信の工房”Space”を設立し、多機能な家具シリーズを扱う”Eurolounge”を始める。この時期、”創造的リサイクル”についてたくさんの展示会を思い付き、珍しい素材を使って実験を行う。テレンス・コンラン、ジャン・ポール・ゴルチェ、ロメオ・ジリ、ラルフ・ローレン、そしてビビアン・ウエストウッドのためにオブジェやインテリアをデザインする。
より知られているのが、cappellini、driade、inflate、そしてscpのためにデザインをした商品である。彼のデザインプロダクトは、ボストン美術館、ロンドンデザイン美術館、パリのセンターポンピドゥー、ニューヨークMoMA、東京国立近代美術館、ヴィクトリアンアンドアルバート美術館、バーゼルvitra美術館など、世界的に有名な美術館に所蔵されている。
英国王立美術大学、キングストン工芸大学とプリマス大学にて教鞭を執っている。1998年には”habitat”というイギリス家具屋の”head of design”に任命された。
トム・ディクソンもすごいが・・・
■超神ネイガー
にかほ市を中心に秋田県一円で活躍しているローカルヒーロー。名前の由来は、ナマハゲの叫び声『泣ぐ子(ご)は居ねがぁ!』から。ローカルヒーローながら秋田の伝統や特産物を取り入れたそのデザインがもたらす独特の美しさにネットや雑誌などで話題になり人気を得ており、年齢・性別を問わない人気とヒーローものとしての完成度の高さや地域密着のコンセプトなどが評価され、ネイガー・プロジェクトが第24回(平成18年度)「NHK東北ふるさと大賞」(秋田県エリア)を受賞した。現在、秋田の平野(農業=ネイガー)・山林(林業=ジオン)・海(漁業=アラゲ丸)・未来(産業=マイ)を守るために戦う4人がいる。
●アラゲ丸(あらげまる/荒海丸と書くこともある)
変身前は、漁業に従事する青年「ハチモリ・リュウ」。漁船「碇丸(いかりまる)」の操業主。漁船にて季節の魚を捕るほか、素潜りでカキ、アワビを獲って生計を立てている。モデルとなった人物が、象潟漁協に実在する。変身後の姿は、海や漁業に関したパーツが多い。肩にはテトラポッド、額には錨などが装着されている。イメージカラーは、海を象徴するブルー。背中には、文字ではなく大きな錨がデザインされている(襟は防波堤をイメージ)。ネイガーやネイガー・ジオンがナモミハギの力を借りているのに対し、彼はアラハバキの力を借りている。主な武器は、鱈型の小型砲「タラ・バズーカ」。砲弾はダダミ。これを使う必殺技は「おう、そこのはんかくせぇの、これ持ってれ」など(タラ・バズーカをハンカクサイに渡す際、このセリフを言うことからこう呼ばれている。タラ・バズーカはとても重いらしく、ハンカクサイでは持ったまま起き上がることができない)。他に、イカ型のカッター「イカ・スライサー」(必殺技は「日本海・怒濤・波の華切り」)がある。
・・・「アラゲ丸」まいりました。