くりっ(78) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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スタードーム(40)


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん1

K-Dron(ケードロン)

1985年にヤヌス・カプスタ氏が発見した11面体の立体です。1987年に特許をとっています。K-Dronの"K"は、アルファベットの11番目の文字です。カプスタ氏の”K”という意味もあるかもしれません。EDRONは、ギリシャ語で「面」という意味で、その二つの文字を組合わせてつけられた名前です。ヤヌス・カプスタ氏はポーランド生まれ。ワルシャワ・ポリテクニックの建築学科を卒業後、ワルシャワのカトリック・テクノロジーで哲学を修得し、1981年よりニューヨーク在住。仕事は、建築、イラスト、劇場芸術など幅広く活躍しており、数学者として、"FORMA"に寄稿しています。著作に、『K-Dron, 特許で保護された無限の可能性』サイエンス&エジュケーション・パブリッシングハウス、ポーランド1995刊他があります。基本は、正方形をベースにした11面の側面を持ち、正面にはひし形をした、45度傾斜の面がひとつあります。上から見ると、正方形の中にもうひとつの正方形があり、面の構造は、左右対称でもあり、非対称でもあります。また、凹面でもあり、凸面でもあります。K-Dronには、驚くべき特性があり、いくつかのK-Dronを並べて置くと、ダイナミックなパターンを形成します。背中合わせであり、相互補完的形状のため、K-Dron2つを上から重ねると立方体になります。それぞれの形を組み合わせていくと、素晴らしい多様なパターンができ、その応用も限りなくあります。

基本的なK-Dronの最も特徴的特性は、それぞれ等しい、相対する二つのパーツが、お互いに重なり合い、立方体を形成することです。これ以外の角度を持つK-Dronは、どの角度でも、重ね合わせると、直方体のブロックとなります。この2パーツが構成するダイナミックな相互作用は、古代から中国の陰陽道のシンボルだった太極図と同じ幾何学原理です。つまり、相対しながら、相互補完するパーツの合体なのです。K-Dronパズルは、8つの白と黒のK-Dronを組み合わせて、平面パターンを作る遊びです。白と黒のK-Dronを組合わせることで、38,416もの平面パターンが可能です。パターンの課題を出し合ったり、時間を計ったり、面積の比率を設定してパターンを作ったり、数学的にも高度な遊びができます。是非挑戦してみてください! K-Dron をチェスの駒に見立てて遊ぶこともできます。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん2

とにかく、たくさんの科学玩具があります。大人も十分に楽しめます。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん2

Kenneth Snelson

この構造はテンセグリティー(TENSEGRITY)と言われる構造様式です。圧縮部材と引張部材の微妙な力学バランスが保たれた構造で、その語源は、Tense(張力)とIntegrity(統合)の造語です。テンセグリティーを提唱したのが、ケネススネルソンです。


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新年早々に・・・


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■湊町リバープレイス

大阪市の都市構造再編プロジェクト「ルネッサなんば」のウォーターフロントゾーンとして開発された。プラザ1(地下2階)、プラザ2(1階)、プラザ3(2階)の屋外イベントゾーン3箇所と、エフエム大阪の社屋(同施設のプラザ3にオープンスタジオが設えてある)、5階と6階部分のライブハウス「なんばHatch」とで構成されており、音楽・パフォーマンスイベントや展示会に幅広く使用されている。建物の一部を阪神高速道路の湊町出入口と共有しており、2階は湊町パーキングエリアとして利用されている(ただし、湊町リバープレイスとは接続していない)。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん5



なんばHatch(なんばハッチ)は、本施設の中核施設となるライブハウス。名称は、建物の外観が八角形であることが由来で、谷口キヨコが決定した。


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん6

この橋も気になるなあ・・・


すくらんぶるアートヴィレッジ(略称:SAV)-どろん7

八角形も調べてみようかなあ・・・