造形楽語の会(21)さんすくみ
「さんすくみ」という言葉をご存知でしょうか?
{グーチョキパー」のような関係のことです。編み物で言うと「3つ編み」になります。この「さんすくみ」を繰り返していくとボールのようになります。スポーツの「セパタクロー」で用いるボールがそれです。
6本の梱包用のPPベルトを使って作ってみたいと思います。
長さは、約26cmですが、のりしろ部分も必要なので27~28cmが適当です。
まずは5本で、画像のように底の形が五角形になるように「さんすくみ」で編みます。
PPベルトがはずれると編みにくいので、セロテープで仮止めしておくといいでしょう。
残った1本を輪にします。その輪を先ほど作った底部分にカゴのように「さんすくみ」ではめこみます。上に立ち上がっているPPベルトの端に両面テープを取り付けます。
両面テープの剥離紙をはがしながら、1本1本を「さんすくみ」になるように組みながら貼っていきます。
完成しました。室内で遊ぶにはもってこいのボールです。飾りとしても美しいので、ぜひチャレンジしてみてください。
浮玉結びで、傘にデコレーションしてみました。他人の傘と間違えたりすることもしばしばですから、このような工夫もオシャレですよ。
ペットボトルを半分に切断して・・・浮玉結びでデコレーション。何に使うかを考えるのも楽しさです。