造形楽語の会(6)
造楽会(5)で「包」という漢字が、女性が子どもを宿している状態を示しているということについて書きました。
絵(実際の様子)から文字が作られたわけですが、文字そのもののデザインやマーク・デザインの楽しさについて考えてみたいと思います。中でも、日本の郵便マーク(郵便記号)はとてもユニークです。一般的には、管轄していた「逓信省」の「テイシン」の「テ」からマークになったと言われていますが・・・当初、アルファベットの「T」にする予定が、国際的に別の意味に用いられていることがわかり、急遽「〒」にしたという話です。
明治20年頃までのマークは、赤丸に横一でした。
指文字では・・・上のように表します。「〒」そのものです。
現在は使われていませんが・・・郵便貯金は「〒」にクローバーでした。
「ポストン」とよばれるキャラクターもあります。
お隣の中国では・・・こんな郵便マークでした。