年を越してしまったプロジェクト
もうお忘れかもしれませんが・・・思春期以降の美術「まよなか科」の教科書づくりです。
ようやく2冊目を完成させることができました。今回は1冊目と違う視点から作成しました。
(1)モデルの視点から、「キキ」そして「お葉」を
(2)親子の視点から、バラドンとユトリロを
(3)異邦人の視点から、モジリアニとパスキンを
(4)日本人でありながら異邦人でもある、レオナルド藤田とイサム・ノグチを
(5)バイセクシュアルの視点から、ベーコンとホックニーを
(6)「はっぴいえんど」を中心に取り巻くイラストレーターを
まさしく・・・「まよなか科」ならではの作家・作品群を収録しました。
そして、裏表紙には上図のようにしめくくりました。
さらに3冊目は、このブログで連載した「まよ子」を製本しました。全内容を盛り込むとかなりのページ数におよぶことから、前半部分のみを収録することにしました。
ということで、裏表紙は上図のようにしました。
さて、最近「蛙もの」に取り組んでいませんでしたので・・・現在、構想中なのが「みだれ蛙」です。
この構想は・・・「みだれ髪」の表紙デザインが藤島武二だということにあります。これまで「真横顔」そして「まよ子」へと発展してきたわけですが、さらに「シュール考」や「デュシャン考」を経て、それらをすべてコラボした形で徹底したパロディ作品に仕上げたいと・・・欲張った構想なのです。すでに、構想倒れになりかけていますが、何事もチャレンジです。乞うご期待。