造形楽語の会(2)
牛乳パックとペットボトル・・・
何気なく、中に入りそうだなあと・・・なんとピッタリなのです。物の大きさには、ある程度の規格があって、入って当然なのでしょうが、これまで気付かずにいただけに、とても嬉しい発見でした。
早速、貯めてあった牛乳パックとペットボトルを引っ張り出してきて・・・ペットボトルは胴の一部分を切り取って、引き出しのようにしました。何を入れようかなあ・・・
さて、このように「ピッタリ合う」というのは、造形活動でとても大切なことで、気持ち良さでもあります。
紙造形の原点でもある「折紙」においても、まず「合わせる」ことからです。
(1)合わせる 二つ折り
(2)重ね合わせる 三つ折り
(3)組み合わせる・噛み合わせる
刃物と素材との関係においても、「合わせる」ことが重要です。竹細工では、竹の目(筋)に合わせてナタを入れると、とても気持ちよくサクッサクッと切れてくれます。
さらに、スッポリ・ピッタリはまる竹を組み合わせて・・・
少し細工をこらして・・・素敵な花器が出来上がります。
「合わせる」ことが大切で、「合わせる」ことができるのが・・・「技(わざ)」の原点です。