発泡スチロール
「ねじ式」オブジェに新聞紙コラージュしました。
これまで様々な作業に使用した新聞紙なので、ペンキなどの塗料が付着していて、それがまたいいですねえ・・・
新作「口にチャック」です。ジッパーを使用するアイデアは「まよ子」の頃よりあたためていたのですが、ようやく実現させることができました。このジッパーのために、作業着が犠牲になりました。
さて、発泡スチロールはオブジェ制作にうってつけの材料なのですが・・・こんな絵画作品を見つけましたので紹介しておきましょう。
クラウディオ・ブラボは、1936年チリのバルパライソ生まれです。ラファエロやベラスケスなどに憧れ、独自のリアリズムを追求してきた画家です。それにしても・・・梱包用の発泡スチロールまで見事な作品にしてしまうとは・・・気が遠くなるような作品ばかりです。
デッサンノノ数々を見ると、過去の巨匠たちから真摯に学んでいることがよくわかります。この「真横画」はどこかで見たポーズなのですが、誰の作品だったかが思い出せません。ただ、モデルはかなり現代的な女性なので、ポーズだけを下敷きにした作品ではないかと思われます。