マイルスの命日ということもありますが、最近、JAZZばかり聴いています。何故か、ホッとするんですよね。世間の騒がしさを忘れて、ドップリその世界に入れるのは・・・純粋に、音に酔えるからかもしれません。「音声」ではなく、「音」なんですよね。
もちろん、「正面顔」ジャケットにもいいのが多くありますが、最初に書いたように、どっぷり「音」につかる時は、やっぱり「横顔」がいい。
CD全盛時代になり、ちょっぴり寂しいのは、ジャケットが小さいこと。レコード・ジャケットなら、大きさという点からも存在感があり、プライベートな空間をたっぷりと満たしてくれるのに・・・
どれが一番というのではなく、それぞれの楽器が個性豊かに謳ってくれる。JAZZのリズムは、まるで風のように全身を心地よく包んでくれる。
このようにジャケットを並べて見ると、煙草をくわえている写真も結構多い。最近は「嫌煙家」が多いのだが・・・空気が揺れ風が舞うJAZZには、煙草の煙が良く似合うのに。
横顔じゃないけど、お気に入りのジャケット。とりわけア・デイ・イン・ザ・ライフの吸殻は、まいったなあ・・・ちょっとルージュがついていたりして、もう・・・たまりません。クール・ストラッチンは、その時代を彷彿とさせてくれ、演奏もまたピッタリなんですよねえ・・・。