ぶるっ(80) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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水玉・・・豆絞(3)


◆すくらんぶるアートヴィレッジ◆(略称:SAV)    若い芸術家たちの作業場・みんなの芸術村-しぼり1


勘違いしていた「豆搾り」も載せておきましょう。一般に「布巾」として、家庭でも料理などで活躍するのが日本手拭ですね。


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夏は祭りです。豆絞も大活躍しますが・・・やっぱり夏は「一番搾り」???かなあ。


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豆絞のほかにも素敵な模様がいろいろありますね。そして、鉢巻やほっかむりなどいろいろな使い方で、みんな祭りを楽しんでいます。布一枚で変幻自在です。


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手拭い・手ぬぐいとは、手・顔・体などをぬぐったり、かぶり物にする布。
ふつう一幅(ひとはば)で、二尺五寸から三尺ぐらいの長さに切った 薄手の織目の粗い木綿布。「一幅」は曲尺の一尺一寸五分、約34.8cm。反物の並幅(36~38cm)より狭い。鯨尺の二尺五寸は約94.6cm、三尺は約113.6cm。古くは六尺や五尺の長手ぬぐいもありました。長い手ぬぐいは鉢巻・かぶりものや、帯の代わりにも使われました。もともと手ぬぐいはかぶりものにするのが本来の使い方で、手をぬぐう布は「前掛け」でした。「手ぬぐい」の名は江戸後期に広まります。 それ以前は「ユテ・テサジ・ナガタナ」などと呼ばれたようです。手ぬぐいのかぶりものは、日除け・ほこり除けで頭を保護する以外に、慎みや信仰の表現でもありました。現代では人と挨拶するときには被っていた手ぬぐいを取りますが昔は「揚手拭(あげてぬぐい)」といって、人前に出るとき相手に敬意を 示すためにわざわざ手ぬぐいを被る礼式もあったらしいです。


手ぬぐいには、江戸手ぬぐいと上方手ぬぐいがあります。その特徴は、江戸(東京)手ぬぐいの図案で好まれたのは、浮世絵や歌舞伎など。上方(京・大阪)手ぬぐいでは、名所旧跡や民謡、その他暮らしのまつわるものを何でも取り入れたといいます。

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◆鉢巻(はちまき)
頭部を額から耳の上を通って、布や手ぬぐいなどで巻くこと。一般に手ぬぐいで頭を一周させた後、きつく巻いて一結びさせ、片結びのような小さい輪を作る。結び目の位置で呼び名が異なる。
◇捩じり鉢巻(ねじりはちまき)
手ぬぐいをねじって頭に巻きつけ、額の横で結んだ鉢巻。ねじはちまき。勉学や仕事に精を出す姿の形容にも使われる。
◇後ろ鉢巻(うしろはちまき)
頭のうしろで結んだ鉢巻。
◇向う鉢巻(むこうはちまき)
前頭部で結んだ鉢巻。威勢のよい姿とする。
◇横鉢巻(よこはちまき)
頭の横で結ぶ鉢巻。
◆男のかぶりもの
◇頬被り・頬冠り(ほおかぶり・ほおかむり・ほっかぶり・ほっかむり)
手ぬぐいなどで頭から頬にかけて包み、顎(あご)のあたりで結ぶこと。そのまま結んだり、ねじったり、種類が多い。
▽盗人かぶり(ぬすっとかぶり)
ほおかぶりの一種。手ぬぐいの両端を左脇にひねって挟み込むか、鼻の下で結ぶ。人相を隠す覆面を兼ねて、悪事を働く人が用いた。
◇米屋かぶり(こめやかぶり)
頭を後ろからすっぽり包み、両端を額から後ろに回して留める。 米屋・搗き屋(つきや)などが、精米作業中に頭に糠(ぬか)がかかるのを 防ぐためにする手ぬぐいのかぶり方。米屋冠(こめやかむり)。
◇喧嘩かぶり(けんかかぶり)
頭の前方をすっぽり包み、両端を後ろに回して端をねじって結ぶ。現代の若者がバンダナで海賊風に結ぶのに似ている。
◇道中かぶり(どうちゅうかぶり)
手ぬぐいで筒状に巻き、頂点を三角に折り前に倒して帽子のようにかぶる。町人の男の旅姿の時に頭に巻く。
◇吉原かぶり(よしわらかぶり)
手ぬぐいを二つに折って頭にのせ、背の両端を髷(まげ)の後ろで結ぶかぶり方。江戸では吉原かぶり、上方では大尽(だいじん)かぶり・大臣(おとど)かぶり。 遊里での芸人や新内流しなどが用いた。
◇置手拭(おきてぬぐい)
手ぬぐいを折りたたんで頭に載せるかぶり方。 「水戸黄門」のうっかり八兵衛の旅姿。

◆女のかぶりもの
◇姉さん被り(あねさんかぶり・ねえさんかぶり)
働く女の手ぬぐいのかぶり方。広げた手ぬぐいの中央を額にあて、左右から後ろに回し、端を折り返して頭上 にのせる。またはその三角の先を前に持ってきて、額のところに挟む。
◇子守かぶり(こもりかぶり)
頭の後ろを手ぬぐいで包み、前頭部で結ぶかぶり方。子守娘が用いた。
◇置手拭(おきてぬぐい)
手ぬぐいを折りたたんで頭に載せるかぶり方。

◇吹流し(ふきながし)
外出するときの手ぬぐいのかぶり方。日除けのため、手ぬぐいを結ばずに広げたまま頭の上からすっぽりとかぶる。片方の端を口にくわえると色っぽい仕草。
◇道行(みちゆき)
歌舞伎女形の手ぬぐいのかぶり方の一種。手ぬぐいを頭から頬にかけて包み、顔の横でねじって結ぶ。