水玉・・・豆絞(1)
タオル全盛時代となり、日本手拭などはめったに使うことがなく、小さい頃は「祭り」ぐらいでしか見かけることがなかった。家庭では、母親が野菜の水切りなどに使っていたので、てっきり・・・「豆搾り」だと思っていた。
よくよく水玉模様を見ると、微妙に大小があり「ゆらぎ」が風流である。
近年では型紙で防染糊を置いて「注染」する手拭が多く、本来の「板締め絞り」による伝統的な手拭は、有松鳴海絞だけです。この手間は想像を絶するほどです。
そして・・・
水玉模様と呼ぶには失礼な・・・「鹿の子絞り」があります。