きらっ(187) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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ひゃくねず(百鼠)1


「灰との出会い」を続けてきて、やっぱり色としての「灰」を取り上げないわけにはいかないと・・・思う。


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「灰色」は白と黒の間の色で、中途半端なマイナス・イメージに感じられることが多い。「グレーゾーン」は、あいまいであったり・・・怪しい?と思われる。しかし、「ロマンスグレー」という表現は、美しい高年者を思わせる。


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日本家屋や日本の原風景には、美しい「灰色」が多いし、よく似合う色でもある。そういう点から、色名としては「ねずみいろ(鼠色)」という方がふさわしいかもしれない。


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和装・着物には、シックで地味ではあるがオシャレな色や柄が多く、派手な色・形とは違った美しさがある。水墨画もそうだが、色が抑えられているからこそ感じる「色気」にググッとくる。有彩色が「金色」ならば、無彩色は「シルバー」の美しさである。