きらっ(123) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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屋外作業場「染場」について(3)


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数年前、息子や娘も不在で静かなお正月、せっかくの機会に・・・夫婦そろってのんびりでかけたのが、奈良県・明日香村。


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新聞か何かで知った・・・「飛鳥染織館」がある。


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明日香村の石舞台から距離にして200メートルぐらいのところに建つ、築150年の旧松村亭をお借りして平成7年に開館した当館は、村里の美、たとえば、太い梁り組みの古民家、展示されている田舎友禅とよばれる筒描き染めの藍木綿、13000点の土鈴、そして、蕎麦や麦とろといった田舎のご馳走など、今という時代に失われ行く村里の文化に光をあてなおして、日々いとなまれております。入館料は無料です。

「飛鳥藍染織館」は、藍染1000点と土鈴13000点をコレクションしており、その一部を公開しています。「人の一生は藍に始まり、藍に終わる。」かつて私がNHKに勤務していた山陰で老女に訊いた言葉です。嫁ぐ娘に油単、夜具、夜着、祝い風呂敷、鏡掛け、提灯袋、傘袋にいたるまで、藍で染めて持たせたそうです。やがて嫁いだ娘が懐妊したと知らされると、今度は産着、おむつ、子負い帯、湯上げ、足拭きが同じように藍で染められて親元から送られたといいます。「嫁ごしらえ」「孫ごしらえ」とよばれるこのならわしは、明治の初めから昭和の始め頃まで続いたとのこと。藍は文字通り愛であったと言えるようです。(HPより)


SAVという古民家を購入したのも、この染織館に刺激されたからかもしれない。古き良き時代の日本・・・その文化というか空気がとてもおいしく思えたのである。


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藍染は、そのアルカリ度が決め手になるという。そこでphメーターを購入しました。