どきっ(334) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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カエルサボテン


びきたん


カエルサボテンが誕生したのは約10年も前のこと、カワノ・ナミさんというアーティストが生み出したキャラクターだという。カワノさんはアートディレクションやイラストでも多方面で活躍しているお方だった。このカエルサボテン、1996年に第一号が誕生して以来、福岡を中心に展示会に出没したり、東京出張や海外旅行まで果たすなど、大活躍の様子。生みの親のカワノさんは言う。
「水を好むカエルと、乾燥地帯を好むサボテンのシュールな組み合わせで、カエル雑貨好きの方々から、ご支持をいただいています」
そして、なにをかくそう、カエルサボテンは販売されているのだが、カワノさん自身が1個1個コツコツ手作業で着色しているというから驚きだ。
ちなみに、6月6日(カエルの日)に発売されたという『びきたん!』の本には、「カエル雑貨とカエルパラダイス」という副題があるように、とにかくカエルにちなんだ商品や情報などが載っている。置物からアクセサリー、ぬいぐるみ、陶器、紙製品まで、ありとあらゆるカエルグッズが勢揃いしていて、こんなにカエルをモチーフにした商品があるんだと、改めて感心してしまう。さらに「カエル」と「おたまじゃくし」について福岡県以外の方言講座などもあり。カエルファンはもちろんのこと、ファンじゃなくても、かなり楽しめる一冊だ。それにしても、カエルって愛されてるんだなあ。