■渡辺昌哉「刻幻の光景」
誰もが一度は見たことがあるような、何気ない風景の記憶。しかし、私たちがその風景の中に何かを感じ得た時、その風景はいつの間にか脳裏に焼きつけられ、記憶は無意識のうちに昇華され、心眼で見た光景として私たちの心の奥底に留まります。そして何かをきっかけに、ふとその光景が蘇ることがあります。
1972年岐阜県生まれ/1998年第8回ART BOX大賞展(賞候補)/1999年第9回ART BOX大賞展(入選)/自由美術展(入選)/2000年第68回独立展(入選)(以後毎年出品)/2003年第1回栴檀会展(ギャラリータマミジアム)(以後毎年出品)/中部独立展(坂角賞)/2004年精鋭展(千葉県立美術館招待出品)/2006年渡辺昌哉個展「刻幻の光景」(ギャラリータマミジアム)/現在:独立美術協会会友/岐阜県在住
■堂昌一「逢魔の刻」
杉本苑子作 「風に群像」、池宮彰一郎作「本能寺」、笹沢左保作 「木枯らし紋次郎」、森村誠一作 「新撰組」など数多くの表紙イラストを手掛けている、日本を代表するイラストレーター。
1926年東京、浅草生まれ。本郷絵画研究所に学ぶ。1974年岩田専太郎氏死去により週刊文春連載中の松本清張作「西海道奇談」挿絵を引き継ぐ。現在、日本出版美術家連盟理事長、日本文芸家クラブ会長。