文房魚具(2)
■パイロット「布書きペン・タフウォッシュ」は使ったことありませんが・・・
にじみにくく洗濯に強い布書き用ペン。ボールペンタイプ。極細0.48mm、126円(本体価格120円)油性ゲルインキ。細字0.7mm、126円(本体価格120円)油性ゲルインキ
■CARAN d'ACHE(カランダッシュ)TECHNOGRAPH (スイス)
Graphite pencil for technical drawing
とうとう見つけました。魚マークの鉛筆、製図用です。
どうして魚マークなのか理由はわかりません。
■白銀の山々、深い緑と輝く湖水に囲まれた宝石のように美しい街・ジュネーヴ。1924年、カランダッシュはこの地で鉛筆の会社として誕生しました。カランダッシュ、この名は当時、ヨーロッパで活躍していたフランスの画家、エマニュエル・ポアレの雅号。またロシア語で鉛筆という意味を持ちます。後にペンシルのモデルになったフィックスペン、鉛筆のような六角形のへクサゴナル。今では広く知られたこれらのスタイルもカランダッシュが創作したものです。1999年、カランダッシユは75周年を迎え、この記念すべき年に日本法人カランダッシュジャパン株式会社が誕生しました。ジュネーヴに誕生したカランダッシュは、「Swiss Madeの誇り一最高のレベル」を筆記具に求め続けてきました。カランダッシュでは、小さな部品1つ1つが製品基準のテストを受け、すべての工程で厳しく管理されています。ゴールド、シルバー、ロジウムのプレート加工はスイス政府の基準、すなわち許容公差を厳格に守っています。カランダッシュは、すべての製品に「CdA」の飾り文字(モノグラム)をつけています。イメージを新たにしたモノグラムは、カランダッシュの伝統と製品に対する自信の証です。
■太古の海を彷佛とさせてくれる「アンモナイト」の化石は、地球史で言うところの中盤期(ジュラ期と白亜期)に繁殖し、約6億5千年前に恐竜とともに絶滅したと言われています。カランダッシュは、大変人気のあるグレンドージュ92 5スターリングシルバーのボディに、このアンモナイトをモチーフしたデザインを施しました。優美な渦巻状の貝殻をもつアンモナイトは、化石収集家の間でも非常に関心が高く、アンモナイトの名前の由来は、1789年に見つかった化石の形が古代エジプトの最高の神である太陽神アモンの角(Ammon)に似ていたことから、名付けられたと言われています。太陽神アモンは、渦巻状の角を持つ牛のようでもあり羊のようでもある最高の神。アンモナイトは、その角笛として例えられました。「アンモナイト」の化石がもつ幾何学的な形態美は正に芸術的と言って過言ではないでしょう。その優美な渦巻状の貝殻をもつアンモナイトは、常に人々の想像力をかきたてて、化石収集家の間でも熱い注目を集めています。
■南国の海の宝物
シルバープレートにロジウムコートで仕上げられた真鍮のボディには、虹色に優しく輝く純正の真珠母貝(Mother of Pearl)がはめ込まれています。925スターリングシルバーにロジウムコートのクリップはラグーン(環礁に囲まれた浅海)という名に相応しく、優しく揺らめく波を彷彿させるデザインです。クリップ横の6角形の1面には、「CARANd’ACHE###/999 2001 Limited Edition」の刻印入り。カランダッシュのプライベートコレクションに新たに加わった「ラグーン」は、限定美術品のコレクターや愛好家にお届けしたい逸品です。特別な万年筆を優しく包む化粧箱は、ブラックレザーで覆われ、ターコイズ色のスエードで裏打ちされ、万年筆との美しいハーモニーを創り出しています。真珠母貝(Mother of Pearl)とは海水・淡水に生息する軟体動物の貝の内側に造られる虹色の部分を示します。カランダッシュがこのラグーン万年筆の装飾に使用しておりますパネル状の真珠母貝は、インドネシアで誕生し、スイスの卓越した接術によって、それぞれ丁寧に手作業でボディに貼り付けられています。