ぎょ(618) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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はびきの(8)


いちじ1


羽曳野は「イチジク」でも有名です。


いちじ2


「イチジクウオ」と言う魚がいるのでは・・・と探しましたが


いちじ3


■イチジクと白身魚の天ぷらです。


いちじ4


イチジク・アイスやジャムもあります。


いちじ5


■ウオプル???
エチオピアのコエグ語で野生のイチジクの木のこと。大きく枝を広げたイチジクの木の下で、コエグの村の子どもたちが勉強できる日をイメージして、松田教授が名付けたプロジェクト名。エチオピアという国は、1980年代に飢餓で苦しむ国として世界的に知られるようになり、世界中からNGO団体が集まってきました。その後、一人NGOなどの小さな規模での援助が注目を集めるようになり、こうした援助活動に取り組んでいる人がいます。京都文京大学文化人類学の松田教授は、援助活動を通じて文化人類学を学べるのならば、学生にとってこれ以上のチャンスはないと考えて「プロジェクト・ウオプル」という実践中心の活動に取り組むゼミをスタートさせました。そして、「エチオピアの少数民族コエグの村に小学校を作る」ことを目標に、さまざまな活動に取り組んでおられます。


いちじ6


■イチジクは漢字で書くと「無花果」と書きますが、果物として売っているイチジクそのものが花なのです。厳密に言うとおいしいと食べているのは花を覆っている袋なのです。それを花嚢(かのう)といいます。イチジクを割ると中に白っぽい、ピンクっぽいツブツブが無数にあります。アレがいわゆる花です。木に成ったまま熟して落ちるころには、硬い小さいツブツブの実ができてイチゴのようにその中に本当の意味の種ができます。普通の果物は,花が咲いて交配して,花が散って、実がなって食べごろに熟した実を食べますが、無花果は花が咲いているときに食べています。


いちじ7


イチジクという名前の由来は、1ヶ月で熟すまたは毎日1個ずつ熟す意味の「一熟」が変化して「いちじく」になったと言うのが定説(俗説)です。だから「イチヂク」ではなく「イチジク」が正しいのです。イチジクの歴史は古く、旧約聖書の創世記「アダムとイブ」の物語で登場します。“禁断の実”を食べてしまったアダムとイブは、はじめて自分が裸ということに気づき、イチジクの葉で、体を覆ったとされます。また、その他の箇所でもイチジクはよく出てきますし、古代エジプトの壁画でも発見されています。


いちじ8


古代より知られたイチジク・・・羽曳野にふさわしい果物です。