ぎょ貝類(4)
■「魚譜」
魚に関する古い資料?を調べますと、「○○魚譜」というのが多く見つかります。「譜」というのは、物事を順序に従って系統だてて書き表したもので、系譜・系図の類をいうようです。今でいう、データ集・資料集のようなものと考えたらいいかもしれません。
芸術作品として描かれたわけではありませんが、その素晴らしさに驚きます。
貝の資料は「貝譜」ではなく「介譜」となっていました。
■『梅園介譜』毛利梅園画天保10 (1839)
本書は幕臣毛利梅園の著作で、合計323品を収載しています。