イラスト魚レーター(3)
■佐々木康次
1958年、福岡県北九州市門司区に生まれる。1972年、中学校では写真部に席をおき、消えゆくSLを追かけ九州中を走り回った。1974年、門司工業高等学校入学、やはり写真部に席をおき、多くの技術を学んだ。また、絵を描くことも好きで、鉛筆やコンテを使いよくデッサンをしていた。1976年、日産チェリー販売小倉営業所入社、モータースポーツにのめり込み、ラリーやダートトライアルに明け暮れる。
写真は続けていたが、イラストは描かなくなった。1979年、日産チェリー販売を退社、印刷会社である孔文社小倉営業所に入社。卒業アルバム作成に、写真の技術を生かし子ども達を撮り続けた。1982年、孔文社本社(神奈川県南足柄市)に転勤。一般印刷の知識を学ぶ。同社大坂営業所へ出向、梅田地下街の本屋で見た、スーパーリアルイラストレーションの雑誌を見て衝撃を受ける。
独学でエアーブラシを使い始める。1984年、イラストの画風が海を中心としたものに変わる。1989年、孔文社を退社、デザインルームBLUE ISLANDを設立。2000年、エアブラシによる制作からパソコンによるデジタルアートへ。現在、神奈川県足柄上郡在住、事務所兼アトリエを構える。大分マリーンパレス水族館「うみたまご」にて、ポストカード全25種類を販売している。
■大分マリーンパレス水族館
人間はもともと海から生まれたと言われています。無数の生命が生息し、日々進化を繰り返しながら成長している未知の領域「海」。そんな海からの贈り物がたっぷり詰まった、全く新しいタイプの水族館。「海から生まれた」という気持ちを込めて名付けました。それが「うみたまご」です。