ぎょ(288) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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■地区小学校作品研修会


先日、地区小学校の児童作品展での研修会に講師として行ってきました。


しょうがっこう1


体育館に、小学校1年生から6年生までの作品約1200点が展示されています。


しょうがっこう2


それらの作品を見ながら、その指導について話し合いました。私の目的は・・・もちろん魚の絵です。約1割も魚に関する絵があったので、うれしくなりました。上の作品は魚の形を生かしての平面構成です。


しょうがっこう3


切り絵の魚とドリッピング技法を組み合わせた作品です。


しょうがっこう4


最近多く見られる「絵手紙」風の作品です。しっかり観察して描かれています。


しょうがっこう5


魚のウロコ部分を楽しく色塗りした作品です。


しょうがっこう6


多くの魚を楽しくいっぱい描いた作品です。


しょうがっこう7


銀紙を使って魚のキラキラ感を表現した作品です。


しょうがっこう8


色画用紙を生かしてクラゲを効果的に表現した作品です。


しょうがっこう9


「スイミー」を読んでそのイメージを作品にしたものです。


しょうがっこう10


版画と絵画を組み合わせた作品です。


しょうがっこう11


ザリガニの色の変化をしっかり観察して描いた作品です。

まだまだ作品はいっぱいありましたが、「魚」はのびのびとした表現を可能にしてくれます。まず、形が単純で描くことのストレスを感じさせません。色も多様で、子どもたちの個性にあわせた表現が生まれます。水の中をスイスイ泳ぐ魚たちは、描いている子どもの気持ちまでも気持ちよくさせます。デザイン的な表現、写実的な表現、単純に多くの魚を描くことも、一匹を細密に描くこともできます。理科や国語の学習、環境問題など様々な課題とも結んで指導することができます。

ぜひ、多くの学校で実践していただきたいものです。