ぎょ(174) | すくらんぶるアートヴィレッジ

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祭り(10)

金魚の産地「大和郡山」は以前紹介したので・・・


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■愛知県海部郡弥富町「弥富の金魚」 約130年前、ある郡山の金魚商人が、東海道五十三次の熱田の宿を目指す道中、前ヶ須の農家の田を金魚を休ませるために借りたのが始まりといわれている。この辺りの土は粘土質で低湿地のため水は豊富にあり、水には金魚の光沢を良くする亜酸化鉄が多く含まれていたため、弥富で金魚の生産が発展してきた。明治時代になり、佐藤宗三郎が採卵・ふ化に成功し、本格的に養殖が始まった。


やとみ2


伊勢湾台風により、壊滅的な被害を受け、大和郡山などから親魚を譲り受けたが、復興までに3年ほどかかった。また弥富町は愛知県の金魚養殖経営体数・養殖面積の過半数をしめており高級きんぎょの産地であることから弥富のきんぎょが全国に知られているところです。1992年9月には錦鯉が1994年7月には金魚がスペースシャトルでの宇宙実験に使われました。現在弥富では <宇宙金魚> の兄弟を育てようと1996年5月末宇宙へ飛んだワキンを産んだ親魚から採取した卵子と精子を人工授精させ約二十万個の受精卵を作りました。約八万匹余りがふ化に成功しました。ここでは国内で卸されている金魚の中の、全種類が育てられていて、和洋種など様々な金魚を見学できる。金魚の研究も行われているが、販売はしていないので注意。国内で出荷される金魚の約30%は弥富産です。


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特筆すべきお祭りはないのですが、金魚の町らしく様々なお菓子がありますので、それを紹介しましょう。


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最中、そして煎餅・・・


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落雁やゼリー・・・


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やとみ7


とても可愛く美しい色合いです。


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金魚のお菓子を探すだけでも楽しそうな町ですね。